GJ > 競馬ニュース > エネイブル「2つ」の不安  > 3ページ目
NEW

エネイブルの「最強伝説」は凱旋門賞(G1)で止まる!? 英国が世界に誇る天才少女が抱える「2つ」の不安要素とは

【この記事のキーワード】, ,

 例えば、シャンティイ競馬場の「不良」で開催されたイスパーン賞(G1)を10馬身差という歴史的大差で圧勝した日本のエイシンヒカリが、英アスコット競馬場の「重」で行われたプリンスオブウェールズ(G1)で最下位に敗れたように、同じ欧州でも両競馬場には小さくはない「馬場差」がある。

 つまり、昨年の凱旋門賞で従来のレコードを大きく更新したシャンティイは、やはり欧州の中では時計の出やすい軽い馬場となり、逆にアスコット競馬場は欧州らしい重い馬場の競馬場であるということだ。

 その上でアスコット競馬場の「稍重」のキングジョージ6世&QESを圧勝したエネイブルが、シャンティイで開催される凱旋門賞で同じようなパフォーマンスを出せるのか。仮に昨年のような良馬場で行われることがあれば、不安は一気に膨張することになるだろう。

 世界的な知名度を誇る英国のブックメーカー「ウィリアムヒル」社のオッズを参考にすれば、凱旋門賞を1番人気で勝ったのは、2009年のシーザスターズが最後。実は凱旋門賞は、意外に1番人気が敗れるレースでもある。

エネイブルの「最強伝説」は凱旋門賞(G1)で止まる!? 英国が世界に誇る天才少女が抱える「2つ」の不安要素とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 武豊を「激怒」させた地方騎手が心中を吐露……交流G1完全制覇を阻まれた「疑惑」のJBCレディスクラシック(G1)を振り返る
  6. 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
  7. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  8. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント