
【凱旋門賞(G1)展望】最強女王エネイブルに、日本のサトノダイヤモンドが「背水の陣」で挑む!決戦の地に今年も世界の強豪が集結!

いよいよ、今年も世界の頂上決戦・凱旋門賞(G1)の発走が近づいてきた。
例年の開催地となるロンシャン競馬場が改修工事の影響で、昨年に引き続きフランスのシャンティイ競馬で開催される今年の凱旋門賞に、日本からはサトノダイヤモンドとサトノノブレスの2頭が挑戦。日本競馬の長年の悲願ともいえる凱旋門賞制覇なるか。昨年、現地売上の倍以上となる41億円を売り上げた頂上決戦で、今年も日本の競馬ファンが一つになる時が来た。
早くも賛否両論が分かれているが、良くも悪くも最大の注目はやはり日本代表のサトノダイヤモンド(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)の走りに尽きるだろう。
昨年末の有馬記念(G1)で王者キタサンブラックを破った際は、この馬が今後の競馬界を背負っていくことを強く予感させる内容だった。年が明け、池江泰寿調教師や里見治オーナーら陣営は凱旋門賞挑戦を発表。スタミナを要する欧州の芝を考慮して、春は長距離戦を中心にローテーションが組まれた。
始動戦となった阪神大賞典(G2)では、中団から悠然とまくり見せると、実力馬のシュヴァルグランを完封。単勝1.1倍の圧倒的人気に応え、天皇賞・春(G1)で激突するキタサンブラックとの2度目の頂上決戦へ、堂々と駒を進めた。
しかし、天皇賞・春では前を行くキタサンブラックを捉え切れずに完敗。それどころかシュヴァルグランにも逆転を許し、来たる凱旋門賞に大きな不安を残す結果となった。
そして、いよいよ海を渡って挑んだ前哨戦のフォワ賞(G2)で、芽生えた不安は大きく膨らむこととなる。本番と同じシャンティイの2400mに挑んだサトノダイヤモンドは、最後の直線で本来の伸びを欠き、6頭中4着に惨敗。ペースメーカーを務めたサトノノブレスも最下位に沈み、日本の競馬ファンだけでなく、世界中のファンを大きく落胆させた。
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