デムーロ騎手「肘打ち」の次は「奇声」で川田騎手を脅す!? ルメール騎手も交えて神戸新聞杯(G2)の”舞台裏”を暴露
24日に阪神競馬場で行われた『ジョッキーフェスティバル2017』。レース終了後の開催にもかかわらず、数多くのファンが残って大きな盛り上がりを見せたが、その開幕を飾ったのがC.ルメール騎手、M.デムーロ騎手、川田将雅騎手の3人による神戸新聞杯(G2)の回顧だった。
この日、阪神競馬のメインレースとして行われた菊花賞トライアル・神戸新聞杯。今回は、その勝ち馬レイデオロのルメール騎手と、2着馬キセキのデムーロ騎手、3着馬サトノアーサーの川田騎手という豪華メンバーがレースを振り返った。
阪神外回りの芝2400mを14頭立てで行われたレース。スタートはあまり大きな出遅れもなく揃ったが、その中でも意外だったのが単勝2.2倍の1番人気に支持されていたダービー馬レイデオロの位置取りだ。
ここまで、あまりにもペースが遅かったデビュー戦を除けば前走の日本ダービー(G1)も含め、すべて後方からの競馬に徹してきたレイデオロ。しかし、この日はなんと4番手から積極的な競馬を試みている。「何か作戦があったのか」司会の中野雷太アナから質問されたルメール騎手だったが、答えは意外なものだった。
「私もびっくりしました。普通はスタートが遅い馬ですが、今回は休み明けで馬がフレッシュな状態だったこともあって、すごく走りたがっていた。それですぐに良いポジションを取ることができました」
今回は好位から楽に抜け出すという、これまで以上に万全の競馬。出走が予定されているジャパンC(G1)でも「これなら」と思える内容だった。だが、ルメール騎手のコメントからすると、抜群のスタートは休み明けならではのようだ。ジャパンCでも、あの好位からの競馬ができると鵜呑みにするのは早計ということなのだろう。
その一方で、同じく意外な一面を見せたのが、川田騎手が騎乗していたサトノアーサーだった。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛