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JRA藤田菜七子「飲酒疑惑騒動」払拭へ!? 前回「騎乗回避」の愛馬との勝利に「西」へ向かう

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 7日、女性騎手としては20年ぶりのJRA年間10勝を達成した藤田菜七子騎手。8月27日に年間二桁勝利にリーチを掛けたものの、その後は1カ月以上も勝ち星に恵まれず、節目を目前にして足踏みをしていた。レース後、菜七子騎手は「日刊スポーツ」の取材に対し「(10勝は)とりあえずホッとしましたが、次の1勝を目指して頑張りたい。もっと上を目指したいです」と今後の活躍にも意欲を見せたという。

 次なる目標は牧原由貴子(現・増沢)元騎手が樹立した女性騎手年間最多勝記録たる11勝。菜七子騎手は今週末もレースへの騎乗が予定されており、タイ記録、さらには記録更新に向けて奮闘が期待されている。

「今週末に開催される赤富士Sでは、あの風水師”Dr.コパ”こと小林祥晃が所有するコパノアラジンへの騎乗が予定されています。菜七子騎手は今年、コパノアラジンで2連勝を飾っています。また先週には同馬の追い切りに騎乗するためにデビュー後、初めて栗東トレーニングセンターへ行ったほど力を入れているよう。感触は良かったそうですが、ただ、近走が今ひとつの成績。逃げ馬ですので、どこまで粘れるかが勝負の分かれ目でしょうね」(現場記者)

 記録への挑戦が続く菜七子騎手。10勝中2勝をあげた”愛馬”で見事に達成してもらいたいものだが、菜七子騎手はこのコパノアラジンにはうれしい思い出がある反面、苦い思い出もあるという。

「コパノアラジンが2勝目をあげた際、レース後にDr.コパは『菜七子がこんなにうまかったとは驚き』と彼女の腕前を称賛。次走の鞍上も確約していたほど入れ込んでいたんです。その評価に応えるかのように菜七子騎手も勝利を収め、以降も主戦騎手を務めていました。ですが、8月13日のレースで突如鞍上がM.デムーロ騎手へと変更されたんです」(競馬誌ライター)

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