真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.10.18 09:03
菊花賞(G1)キセキ「最大の不安」はM.デムーロ騎手!? 1番人気予想も、まさかの「最悪実績」に愕然……
編集部
現状、JRAで「最も勝負強い騎手」と評されるイタリア人は、今年もG1・3勝を含む13の重賞勝利を上げるなど、その勝負強さは健在。この秋もすでにセントウルS(G2)、スプリンターズS(G1)、毎日王冠(G2)と主要なレースを勝っており、先週の秋華賞(G1)でも3着以内をキープするなど、大レースで「馬券を買う上で最も頼りになる騎手」と認識しているファンも数多い。
しかし実は今回に限り、キセキにとっては、そのデムーロ騎手が仇となる可能性があるようだ。
1999年から短期免許で騎乗し始め、今ではJRAの通年騎手として日本の競馬ファンにも愛されているデムーロ騎手。抜群の勝負強さでこれまで重賞を68勝、特にJRAの通年騎手となった2015年以降は毎年10勝以上、わずか3年でG1・11勝を含む重賞37勝と大活躍している。
ただ、ここ3年間の重賞37勝の内、実に22勝が「マイル以下の距離」に限定されているのだ。
無論、JRAはマイル以下の重賞が数多いため、必然的にこういった傾向は出る。しかし、例えばデムーロ騎手の最大のライバルであり、親友でもあるC.ルメール騎手であれば、今年の重賞12勝の内、マイル以下は5レースしかない。今年、重賞9勝の武豊騎手にしてもマイル以下は4レースとなり、デムーロ騎手の37勝中22勝(今年13勝中7勝)は、さすがに「偏りすぎ」といえるだろう。
つまり、デムーロ騎手が持ち前の勝負強さを発揮しているのは、多くがマイル以下の短距離レースであるということだ。
では、逆に長距離はどうなのか。
先述したように、これまでJRAで68の重賞勝利を上げているデムーロ騎手だが、3000m級(2600m~3600m)の重賞は、1番人気のダイタクバートラムで勝った2004年ステイヤーズS(G2)のただ1勝しかない。さらにJRAで通算741勝を上げながら3000m級のレースでの勝利も、この1勝だけである。
PICK UP
Ranking
23:30更新- J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?
- JRA「理由なき」単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然……ナリタブライアンのレコードを塗り替えたのは、約110億円分を一瞬で「紙クズ」にしたお騒がせホース
- 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
- 田原成貴「頭がお花畑」安藤勝己「最悪の負け方」元JRA騎手の大物が酷評…大一番で弱点露呈のシュトラウス、有馬記念のT.マーカンドに不安の声?
- C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
- 【オークス】「実質未勝利勝ち」4頭参戦にトライアル組は貧乏クジ? 優先出走権も事実上の無意味…トップクラスの参戦見送りに泣いた陣営と笑った陣営
- 35年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
- J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
- ナミュール、マスクトディーヴァは大丈夫?高速馬場の「カラクリ」に要注意…歴代最高「2070万馬券」の大波乱はなぜ起きた【ヴィクトリアマイル】
- NHKマイルCが堅いとヴィクトリアマイルは大波乱!?「ナミュールもマスクトディーヴァも目じゃない」。波乱を演出する可能性が高い超絶人気薄【隠れ穴馬】