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武豊キタサンブラック「新覇王」としてサラブレッドの頂点へ。『秋古馬3冠』達成で獲得賞金20億超え「歴代1位」の座に

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 経済動物という宿命を持つのがサラブレッドである限り、最も優秀な競走馬は「最も稼いだ競走馬」に他ならない。そういった意味で、キタサンブラックはこの秋の活躍次第で、150年を超える競馬史を彩った名馬たちを差し置いて、歴代1位の座に君臨することになる。

 そんなキタサンブラックだが、現時点で獲得賞金を上回っているのは、第6位のゴールドシップ、第5位のディープインパクト、第4位のブエナビスタ、第3位のオルフェーヴル、第2位のジェンティルドンナ、そして第1位のテイエムオペラオーと、まさに競馬史の「トップオブトップ」ばかり。

 第8位が64年ぶりに牝馬による日本ダービー制覇を成し遂げ、2008、09年の年度代表馬に輝いたウオッカであることからも、第7位のキタサンブラックはすでにそういった語り継がれる”伝説の領域”に達しているということだ。

 同時にキタサンブラックが3連勝を収めれば「秋古馬3冠達成」となり、さらに2億円のボーナスが上積みされる。もし実現できれば、空前の大記録となることは間違いないだろう。そして、「中央G1競走8勝」もまた未踏の大記録となる。

「この秋は、やっぱりキタサンブラックが中心になってくるし、『主役として頑張らなきゃいけない』という思いは僕自身にもありますね」

12日に発売された『Number』(文藝春秋)に掲載されたインタビューで、キタサンブラックへの思いを新たにしている武豊騎手。数々の前人未到の記録を持つ天才騎手が、また1つ新たな金字塔を築くのか。

現役王者とレジェンドによる、逆襲の秋が始まるろうとしている。

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