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天皇賞・秋(G1)シャケトラ「完全本格化」の予感……サトノダイヤモンド陣営が贈った「最大級の賛辞」とは

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 ただ、シャケトラは骨折と脚部不安によりデビューが大幅に遅れ、ようやく迎えたデビュー戦を勝利で飾ったのは、すでに日本ダービー(G1)が終わった後のことだった。しかし、本馬はその後、6戦4勝2着1回3着1回という驚異的な成績で、わずか1年足らずで、サトノダイヤモンドと同じ最高峰の舞台にまで上がってきたということだ。

 これに対して池江調教師は「やっぱり来たか」という感想しかなかったそうだ。それだけシャケトラの素質を高く評価していたということである。

 この秋、十分な休養を経たシャケトラに陣営は「めっちゃ具合がいい」と太鼓判を押す。今はまだ、未完の存在。しかし「秋古馬3冠」という覇道を歩む以上、ここから約2か月後、今年の競馬が終わった頃には、キタサンブラックに替わる競馬界の主役として君臨していても不思議ではないということだ。

 果たして、遅れてきた超大物の”真価”はどの程度か。シャケトラにとって「結実の秋」が始まろうとしている。

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