真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.10.25 09:04
天皇賞・秋(G1)シャケトラ「完全本格化」の予感……サトノダイヤモンド陣営が贈った「最大級の賛辞」とは
編集部

未完の大器が、ついに競馬界を席巻する時が来たのだろうか。
29日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋(G1)に出走するシャケトラ(牡4歳、栗東・角居勝彦厩舎)が、いよいよG1獲りに本腰を入れ始めた。ここまで8戦4勝でG1の連対経験もなければ、重賞も今春の日経賞(G2)勝ちがあるだけ。今回の出走決定賞金でも下から6番目の存在に過ぎない。
しかし、陣営がこの秋選択したローテーションは、昨年の年度代表馬キタサンブラックと同じ天皇賞・秋→ジャパンC→有馬記念という王道・秋古馬3冠。
すでに13億円以上を稼ぎ出した現役最強馬と”モロ被り”の道は、強気を通り越した「無謀」という声もある。仮に、厳しいG1レースで惨敗を繰り返せば、せっかくの素質が開花せずに終わる可能性もあるからだ。
だが、角居勝彦調教師を始めとする陣営は、この馬こそが次代の厩舎を背負っていく存在になると期待しているようだ。
キタサンブラックの惨敗に揺れた今春の宝塚記念(G1)。逃げたシュヴァルグランや大本命のキタサンブラックら先行勢が馬群に飲まれていく中、2番手から最後まで抵抗したのがシャケトラだった。結果的には勝ったサトノクラウンから0.6秒離された4着と完敗だったが、先行勢が総崩れする中、粘り強く耐えた走りに陣営は「能力を再確認できた」と自信を深めている。
さらに、そんなシャケトラの宝塚記念の走りに「格段の評価」を下したのが、レースで騎乗したC.ルメール騎手だった。
PICK UP
Ranking
17:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
















