真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.10.29 17:01
キタサンブラック出遅れを挽回した武豊騎手「神騎乗」に絶賛の嵐! 復活の現役最強馬が天皇賞「春秋連覇」達成!
編集部
現役最強馬が再び、それを証明した。
29日、東京競馬場で行われた天皇賞・秋(G1)は1番人気のキタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)が復活の勝利。天皇賞春秋連覇を達成した。
台風22号の影響で前日から雨が降り続いた東京競馬場は1991年以来、26年ぶりの不良馬場で天皇賞・秋を迎えることとなった。1番人気とはいえ、キタサンブラックの単勝オッズは2.9倍。1.4倍だった宝塚記念での惨敗は、やはり大きな尾を引いていた。
土砂降りの中のスタートで、いきなり大きなどよめきが上がった。キタサンブラックがやや出負けしたのだ。
そんな中、戦前の予想通りロードヴァンドールが、外枠から飛ばしてハナを切る展開。サクラアンプルール、リアルスティールといったところは内枠を活かして、すんなりと番手に付けた。そこにミッキーロケット、ネオリアリズム、サトノクラウンといった馬も早めの競馬。スタートでまさかの出遅れを喫したキタサンブラックはその直後、武豊騎手がロスなくインに潜り込んでいた。
キタサンブラックが出遅れた影響もあって、落ち着いたペースで前半の1000m通過は64.2秒。同日同距離の精進湖特別(1000万下)が65.3秒であったことから、馬場コンディションを考慮してもまずまずのペースといえた。
1000mを通過したところで、キタサンブラックが内々を回ってスルスルとポジションを上げていく。レース後、武豊騎手が「こういう馬場でもこなしてくれる自信もありました」と語ったように、ライバルが馬場の悪い内を避けて通っていることを逆手に取った見事な”ジャンプアップ”だった。スタートで出遅れたキタサンブラックだったが結局、最後の直線にはいつもの定位置となる2番手で入っている。
PICK UP
Ranking
17:30更新- JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「ユタカァ、あけろー!」藤田伸二氏が明かした“恐喝”日本ダービー制覇の裏話…“怒り心頭”武豊から掛けられた恐怖の言葉とは
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊が「告白」宝塚記念(G1)キタサンブラック大敗劇で「最大の敗因」とされるサトノクラウンの”荒技”の影響……凱旋門賞消滅への思いと「雪辱の秋」へ<2>
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 【東京大賞典(G1)展望】国内制圧へ、世界のフォーエバーヤング登場! 昨年1、2着ウシュバテソーロ&ウィルソンテソーロなど豪華メンバー集結
- 「4億超え」WIN5にまた怪現象?キャリーオーバー夢見るファンを絶望させた「謎の人物」とは