GJ > 競馬ニュース > ステファノス「3度目の正直」!?
NEW

「真」ステファノスが天皇賞・秋で「3度目の正直」!? 過去2回とは違う「過程」は吉か凶か

【この記事のキーワード】, ,
1027sutefanosu_01.jpg※画像:ステファノス 『競馬つらつら』

 29日の天皇賞・秋(G1)に出走するステファノス(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎)。一昨年前は同レースで2着、昨年は3着だったが、今年は”3度目の正直”を狙う。

 ステファノスは2014年の富士S(G3)以来、勝ちから遠ざかっている。だが、それ以後の14走で惜しい競馬を続けていた。今年の大阪杯(G1)では勝利したキタサンブラックに3/4差の2着と肉薄。天皇賞・秋制覇へ向けての期待は高まっている。

「ステファノスは今年の安田記念(G1)では7着と振るわなかったものの、レース後に騎乗した戸崎圭太騎手は『距離に戸惑ったところはあるかもしれません』と約2年半振りとなるマイル戦で同馬が困惑した、と話しています。今回の天皇賞・秋は慣れ親しんでいる芝・2000mのレース。前走のオールカマーでも同じ距離で2着と仕上がってきているよう。このままの調子をキープさえ出来れば、好走するのではないでしょうか」(記者)

 また過去2戦、ステファノス陣営は休み明けの前走に毎日王冠(G2)を選択。だが今年はオールカマーへと変更しているが、これが功を奏したようだ。藤野助手は「スポニチ」の取材に対し、これまでは中2週だったが、今年は中4週あるため、「前走後は1週間しっかり休んで中身を戻して、そこからグッと調子を上げてきました」と好調をアピールしている。

「ステファノスはこれまで前哨戦の毎日王冠では好走しないものの、本番の天皇賞・秋では馬券内に入る活躍を見せていました。ですが、今年は前哨戦も2着と過去とは違う結果を残しています。また中2週から中4週に変わったことにより、今までよりもステファノスの疲れも取れ、余裕を持って調教も行えたはずです。陣営の自信も頷けますよ」(競馬誌ライター)

 唯一の懸念は秋盾開催の日、東京競馬場の天気が雨と予想されている点だろう。スポーツ各紙の取材に対し、藤原英調教師は「道悪ではどうか」と表情を曇らせる。

 これまでとは違うローテーションで天皇賞・秋を迎えることとなったステファノス。あいにくの空模様となりそうだが、3年連続馬券圏、さらには10度目のG1挑戦で初戴冠はありえるのだろうか?

「真」ステファノスが天皇賞・秋で「3度目の正直」!? 過去2回とは違う「過程」は吉か凶かのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  6. 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
  7. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  8. 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆