GJ > 競馬ニュース > サトノクラウンの「絆」
NEW

キタサンブラックとサトノクラウンの「絆」は台風22号!? 天皇賞・秋「本命決着」へ、春古馬3冠を分け合った両雄が”同盟”を組む理由

【この記事のキーワード】, ,
キタサンブラックとサトノクラウンの「絆」は台風22号!? 天皇賞・秋「本命決着」へ、春古馬3冠を分け合った両雄が同盟を組む理由の画像1

 先週の菊花賞(G1)に象徴されるように、日本列島はここ数週間、週末になると強い雨に祟られている。そして、29日に天皇賞・秋(G1)が控える今週末もまた、南から北上してきた台風22号の影響を強く受けることが懸念されている状況だ。

 昨年の年度代表馬キタサンブラックを筆頭に豪華メンバーが集結したことで、戦前から「この秋一番のレース」という声まで上がっている今年の天皇賞。

 しかし、レース当日に台風直撃となれば、前年比56.7%となった入場者数はもちろんのこと、売上に至るまで前年比88.8%と大打撃を受けた先週の菊花賞の例があったばかりだけに、JRAも気が気ではないだろう。

 その一方で強風を”追い風”に、雨粒の1つ1つを”味方”に、台風の到来を心待ちにしているであろう存在がいる。現役最強の雨巧者サトノクラウン(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)の陣営と、そのファンとなる人々だ。

 前走の宝塚記念(G1)。最後の直線で伸びあぐねた大本命キタサンブラックを尻目に、雨で重くなった馬場を感じさせない、パワフルな脚取りで突き抜けたサトノクラウン。3歳春に弥生賞(G2)を勝ち、クラシック制覇が期待された素質馬が、5歳にしてようやくたどり着いた初の国内G1制覇の瞬間だった。

 その弥生賞の勝利以降、国内での4勝は、いずれも降雨の影響で馬場が湿った時という絵に描いたような雨巧者。実際に、この春も良馬場の大阪杯(G1)ではキタサンブラックらライバルに後れを取ったが、稍重となった宝塚記念ではきっちりと巻き返している。

キタサンブラックとサトノクラウンの「絆」は台風22号!? 天皇賞・秋「本命決着」へ、春古馬3冠を分け合った両雄が”同盟”を組む理由のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  6. JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬