真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.11.08 08:17
M.デムーロ「最強神話」モズカッチャンには通じず!? JRA・G1「8戦連続3着以内」と日曜重賞「7週連続3着以内」もあの”呪い”が……
編集部
一体、記録はどこまで伸びるのだろうか。
M.デムーロ騎手の勢いが止まらない。先週5日のアルゼンチン共和国杯(G2)をスワーヴリチャードで勝利して、今年重賞15勝目。夏競馬の最終週となった9月3日の新潟記念(G3)で2着して以降の重賞成績は[5.3.3.7]。レッドファルクスによるスプリンターズS(G1)やキセキによる菊花賞(G1)勝ちなど、まさに「秋競馬の主役」と呼ぶに相応しい結果を残している。
そんなビッグレースで頼りになる男の傾向は、一目瞭然といえる。一言でいえば目立つレースであればあるほど「燃える=頼りになる」ということだ。
デムーロ騎手が挙げた重賞15勝の振り分けはG1・4勝、G2・8勝、G3・3勝と極端な偏り。例えば、今年重賞11勝を上げている武豊騎手がG1・3勝、G2・1勝、G3・7勝であるように全体のレース数から考慮すれば、デムーロ騎手が如何に大レースに強いのかが窺える。
さらに「目立つ」という意味で、デムーロ騎手は「日曜日の重賞」で圧倒的な強さを見せている。
冒頭で9月3日の新潟記念(G3)で2着して以降の重賞成績は[5.3.3.7]と述べたが、実は「日曜日の重賞」に限れば[5.3.1.1]。勝率5割、複勝率90%、現在7週連続3着以内と、まさに神懸った状態だ。ちなみに「日曜日以外の重賞」では[0.0.2.6]と、途端に並みのジョッキーになってしまう。
この秋のデムーロ騎手は、まさに「サンデー・ミルコ」といえる活躍ぶりだ。
そんなデムーロ騎手が今週末の「日曜日の重賞」エリザベス女王杯(G1)で騎乗するのが、秋華賞(G1)で3着だったモズカッチャン(牝3歳、栗東・鮫島一歩厩舎)だ。
PICK UP
Ranking
11:30更新
JRA横山典弘騎手「史上最悪のポツン」が日本の頂点に!? 断トツ最下位で「ダービーの冒涜」大批判を集めた馬がレイデオロと並ぶ
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?- 武豊が「告白」宝塚記念(G1)キタサンブラック大敗劇で「最大の敗因」とされるサトノクラウンの”荒技”の影響……凱旋門賞消滅への思いと「雪辱の秋」へ<2>
- ミスターシービー、ウオッカ、ヒシマサルの意外な共通点…馬名の由来は興味深いエピソードの宝庫【競馬クロニクル 第47回】
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
















