
「史上空前の激戦」ここに始まる! 最強の日本ダービー(G1)超豪華メンバーの競演を見逃すな!

●現地情報や東京各レース展望をお届けする、「ダービーデイ・リアルタイム実況 on Twitter」開催中!
本日29日、待ちに待った日本ダービー(G1)当日を迎えた。
すべてのホースマンにとっての「最大の栄誉」「唯一無二の夢」であるダービー制覇。3歳競走馬にとっての「生涯一度の舞台」といえば簡単だが、それなら皐月賞や菊花賞など他のクラシック競走も同じだ。世界的な歴史やイメージなど、言葉では表現しようがない「価値」が、ダービーにはある。
今年は戦前から触れられている通り、「史上最強」とすらいわれる超ハイレベルの激戦が期待される。このれレースを勝利した馬が、そのまま「世界制覇」すら意識されてしまうのは間違いない。
その中心にいるのが、クラシック第一弾の皐月賞(G1)を制し、まずは世代を一歩リードしたディーマジェスティ(美浦・二ノ宮敬厩舎)と蛯名正義騎手だ。
前走の皐月賞では史上まれに見るハイペースの中を後方から追走し、3、4コーナーから進出を開始すると、最後は豪快に外から先頭集団を一飲み。マカヒキの追撃を振り切って、一冠目を勝ち取った。
これまでフェノーメノ、イスラボニータで2度の2着がある蛯名騎手にとって、日本ダービーはまさに悲願のレース。「3度目の正直」で騎手として最高の栄誉を勝ち取れるか。
最後の直線が長くなることで、ディーマジェスティとの差が逆転すると考えられているのが、皐月賞で2着だったマカヒキ(栗東・友道康夫厩舎)と川田将雅騎手だ。
皐月賞では17番手から、最後の直線で末脚が爆発。メンバー最速となる上がり3ハロン「33.9秒」の豪脚を駆使したが、ディーマジェスティには一歩及ばなかった。ディープインパクト×フレンチデピュティは、昨年のジャパンC(G1)を勝ったショウナンパンドラと同じ配合。東京2400mで逆転を狙う。
このままでは終われないのが、皐月賞で1番人気だったサトノダイヤモンド(栗東・池江泰寿厩舎)とC.ルメール騎手だ。
きさらぎ賞(G3)を”異次元”の走りで制した圧倒的なポテンシャルが評価され、弥生賞(G2)やスプリングS(G2)といったトライアル組を差し置いて、1番人気の評価を受けたサトノダイヤモンド。しかし、最後の直線で不利を受けて無念の3着。その本当の力は、まだ解放されないままに終わった。
ただ、陣営は皐月賞の前から「目標はあくまで日本ダービー」と公言しており、この馬にとっての皐月賞はあくまで”叩き台”。今回こそがサトノダイヤモンドにとって、その秘めたるポテンシャルを爆発させる舞台。ベールに包まれた世代屈指の素質馬は本物か、偽物か……その正体はいかに。
可能性がある限り、武豊とエアスピネル(栗東・笹田和秀厩舎)は一歩も引くつもりはないだろう。
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆