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2017.11.18 12:26

JRAの「強行開催」に複数の騎手が怒り。「命にかかわる大問題」を”二の次”にした売上至上主義の闇とは
文=浅井宗次郎
例え、馬場や現場の詳しい状況がわからない”外部”の人間だったとしても、本来ならレースが行われるべき状況になかったことは、先述した菊花賞や天皇賞・秋の時計を見ても明らか。実際に台風の影響でレースが順延になったことは、過去に何度もある。
これまでにない危険を感じた吉田隼騎手は、競馬を主催するJRAの人間に馬場状況の危険性を説明し「今日は中止にならないのか」と尋ねたそうだ。だが、結果的にレースはJRAの決定によって”強行”されることとなった。
「実際にレースに騎乗した騎手からは『危ない』『怖すぎる』と危険性を示唆する声が数多く上がっていたようです。隼人騎手の『勝つために頑張るというよりは【とにかく安全に終わりたい】という気持ちの方が強かった』という言葉は、偽らざる本音でしょうね。
武豊騎手も『ボク自身経験したことのない最悪のコンディション』と公式サイトで当時を振り返っているように、本来なら開催を中止するべきだったと思います。危険を理由に開催の途中で中止した例もありますし、その際は残ったレースだけ順延して開催されました」(メディア関係者)
無論、レース開催の最終的な判断は主催者側であるJRAが行う。だが、実際に走るのは馬と騎手だ。騎手はレースが開催される以上「乗るしかない」立場だが、そういった”現場の声”は重視されて然るべきだろう。何かあってからでは遅い。
今回の菊花賞と天皇賞・秋の開催日は、過去の例から述べても中止になってもおかしくはなかった。だが、騎手から「危険だ」という声があったにもかかわらず、JRAは開催を続行。一体、この裏には何があるのか。先述した関係者が「あくまで私見として聞いてほしい」と断った上で口を開いた。
「考えられるのは、馬券の売り上げですよね。開催が順延になれば、基本的には月曜日や火曜日の平日開催。そうなると再び競馬を開催する費用だけでなく、馬券売上が大ダメージを被ることは目に見えています。
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