真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.11.20 08:14

M.デムーロ鞍上問題で「掟破り」の大逆転!? サトノクラウンVSシュヴァルグラン……今”最も勝てる男”を巡った争奪戦の「結末」は
編集部
大本命キタサンブラックなどの大半の有力馬には、すでに騎手が想定されている中、デムーロ騎乗の候補に挙がっているのは、「サトノクラウン」と「シュヴァルグラン」の2頭。どちらも前走でデムーロ騎手が手綱を執った有力馬だ。
ただ、実はここまで鞍上決定の発表が遅れている裏側には、両陣営を巡っての”ゴタゴタ”があった。
秋競馬開幕頃の9月頃には、デムーロ騎手はシュヴァルグランとのコンビでジャパンCに挑むといわれていた。シュヴァルグランの主戦は福永祐一騎手だったが、オーナーの佐々木主浩氏との関係が悪化して主戦を降板。この秋からデムーロ騎手との新コンビが発表されていたからだ。
その一方でデムーロ騎手とのコンビで宝塚記念(G1)を勝ち、凱旋門賞出走にこそ否定的だったものの、秋のローテ―ションが未定だったサトノクラウン。優先出走権を得ていた米国のブリーダーズCターフ挑戦などの可能性もあったが、シュヴァルグランが京都大賞典(G2)からジャパンCに向かうことを受け、コンビ継続で天皇賞・秋から始動することが決まった。
ただし天皇賞・秋の後は、短期免許で来日し堀宣行調教師が身元引受人となるR.ムーア騎手がサトノクラウンに騎乗する予定となっていた。
その後、佐々木オーナーが『週刊ギャロップ』(サンケイスポーツ)のコラムを通じて、「次走は、引き続きM.デムーロ騎手とのコンビでジャパンCへ」と記したことで、シュヴァルグラン=M.デムーロ、サトノクラウン=R.ムーアというのが、ほぼ既定路線という状況に。
ところが10月15日のカナディアンインターナショナル(G1)で4着に敗れた愛国馬アイダホが、ジャパンC出走を正式に表明。管理するオブライエン厩舎の主戦となるムーア騎手は、こちらに乗る”義務”が発生したというわけだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- JRA日本ダービー(G1)栗東からサートゥルナーリアの「(秘)情報」! ライバル筆頭「ヴェロックス」の話も
- 三浦皇成×ノースヒルズの「大物候補」がデビュー戦完勝! 出世レース快勝も「無念」の長期休養…元クラシック候補の“忘れ物”回収なるか