GJ > 競馬ニュース > ジャパンC「3歳世代」勢い  > 2ページ目
NEW

【覇王】キタサンブラックに「最初で最大の挑戦」! ジャパンCは「3歳世代」の勢いしか、難攻不落の牙城を崩せないか……

【この記事のキーワード】, ,

 ともかく、ここまで集中的に3歳馬が重賞、G1を連勝するというのもめずらしい。4歳が不甲斐ないという意見はあるが、流れは確実にこの世代に来ているというわけだ。

 また、今回のジャパンCには、前述したスワーヴリチャードを日本ダービーで下したレイデオロ、モズカッチャンをオークスでなぎ倒したソウルスターリングが出走予定。レイデオロは神戸新聞杯で後の菊花賞馬キセキらに完勝して「世代最強」を高らかに宣言し、3歳の代表として参戦。ソウルスターリングもここ2戦は古馬の壁に跳ね返されているが、オークスと同コース、さらに斤量も恵まれている点から軽視はできない。2017クラシック世代の象徴たるこの2頭への期待は大きい。

 今や「歴史的名馬」「無敵」といえる領域にまで到達したキタサンブラック。理論上というべきか、どう見積もってもこの牙城を崩すのは容易ではない。

 この状況を打破するのは、目に見えない「勢い」や世代全体の「ムード」なのではないだろうか。それだけしか見当たらないキタサンブラックが素晴らしいのだが、その「勢い」で現状を打破する力を有する2頭でもあるはずだ。

 難攻不落、どんなレースをしても崩れないキタサンブラックを崩せるのは「若い力」しかない。3歳王者2頭の最初にして最大の挑戦が始まろうとしている。

【覇王】キタサンブラックに「最初で最大の挑戦」! ジャパンCは「3歳世代」の勢いしか、難攻不落の牙城を崩せないか……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛