GJ > 競馬ニュース > デムーロ「秘訣」  > 2ページ目
NEW

ミルコ・デムーロ絶好調の「秘訣」は決断力!? この秋”正解率100%”の「神の選択」で弾かれたシュヴァルグランに待つ「敗者」の運命……


「相馬眼」というのは、良い馬を見極める馬主によく使われる表現だが、トップ騎手にとっても極めて大切な能力といえる。つまり騎手にとってはレース前に「数ある選択肢の中から、最も勝利に近い馬を選び抜く能力」ということだ。

 例えば、武豊騎手が年間200勝を達成するほどの全盛期は、まさに「最終的に武豊が選んだ馬が勝つ」といった状況だった。逆に有名なところでは、田中勝春騎手が1992年の天皇賞・秋(G1)でヤマニンゼファーとセキテイリュウオーとの2択を迫られた結果、後者を選択。無情にもハナ差で前者に敗れ、田中騎手はその後G1を140連敗することとなった。

 騎手にとって、ある意味「生命線」ともいえる相馬眼。特に人間的なしがらみが少ない外国人のデムーロ騎手にとっては純粋に強い馬を選べる機会も多いため、なおさら重要といえるだろう。

 だが、この秋のイタリア人騎手の相馬眼は、まさに「神懸っている」と述べる他ない。

 この秋のG1戦線の開幕戦となったスプリンターズ(G1)。結果だけを見ればデムーロ騎手の騎乗したレッドファルクスが1番人気に応えて優勝と、特に何でもないように見える。だが、実はデムーロ騎手は前哨戦のセントウルS(G2)も1番人気のファインニードルで制しており、そちらに騎乗する選択肢もあるにはあったのだ。

ミルコ・デムーロ絶好調の「秘訣」は決断力!? この秋”正解率100%”の「神の選択」で弾かれたシュヴァルグランに待つ「敗者」の運命……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ドウデュース不在の有馬記念が来年の混迷を示唆?ダノンデサイル、アーバンシック敗戦が落とした影
  2. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  3. お宝馬券がザクザク…2024年の荒れたレース、3連単とWIN5には夢がいっぱい
  4. 【ホープフルS】“クロワデュノールなんて目じゃない!”今年最後のG1!冬の中山で走る穴馬の法則、名門調教師絶賛の穴馬!
  5. 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
  6. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  7. 【東京大賞典(G1)展望】国内制圧へ、世界のフォーエバーヤング登場! 昨年1、2着ウシュバテソーロ&ウィルソンテソーロなど豪華メンバー集結
  8. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  9. 【ホープフルS(G1)展望】近10年「G1勝利100%」クロワデュノールVS「2歳女王撃破」マジックサンズ! 非凡な才能を見せる無敗馬が激突
  10. 川田将雅「鬼イジリ」で大物調教師がまさかの退席!?「有馬記念枠順確定」に横山典弘もC.ルメールも満面の笑み