真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.12.02 08:45

「世界No.1」H.ボウマンがチャンピオンズカップ(G1)でも一撃!? 不遇の強豪グレンツェントも覚醒か
編集部

12月3日に中京競馬場で開催される「ダート王決定戦」チャンピオンズC(G1)。このレースに未完の大器グレンツェント(牡4歳、美浦・加藤征弘厩舎)が、G1初戴冠を目指して出走を予定している。
グレンツェントは一線級の実力を秘めながらも、機を逃した不遇の馬として知られている。昨年同馬は、怒涛の勢いで勝ち上がり重賞勝利まで収めるなど才能の片鱗を見せた。だが、昨年のチャンピオンズCを回避、今年は前哨戦の東海S(G2)を快勝するもフェブラリーSを見送るなど、2度もG1出走のチャンスを捨てている。
これで勢いを失ってしまったのか、その後グレンツェントはアンタレスS(G3)で1人気に支持されるも9着、平安S(G3)でも2人気ながら10着と立て続けに惨敗。敗戦後、放牧に出されていた。
グレンツェントは半年間の休養を11月のJBCクラシック競走(G1)で復帰。ようやく初挑戦となったG1では、最後に脚が止まってしまったものの5着。休養明けだったにもかかわらず、大舞台で一定の成績を残して復活の兆しを見せた。
次走こそ悲願のG1初制覇を達成したいグレンツェント。陣営も「よくなってきた。出来には不安がない」と次走のチャンピオンズCに対して自信をのぞかせているという。そしてさらに同馬に強い味方が登場した。先週のジャパンC(G1)でシュヴァルグランに騎乗し、同馬をG1初制覇に導いたH.ボウマン騎手が今週のレースで鞍上を務める予定だという。
PICK UP
Ranking
5:30更新浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
元JRA田原成貴氏が浜中俊に「辛辣」過ぎる公開説教?「下手だった」「俺乗ってたら勝ってたかも」…スプリンターズSナムラクレアはなぜ負けたのか
- 東京ダービー(S1)JRA勢「大侵略」にTCKが対応策! 物議醸した「バルダッサーレ方式」アウトも根本的解決とは言えず……
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
- JRA内田博幸「戸崎ブチギレ騒動」から遺恨“独立”で引退危機!? エージェント“不条理”解約に「義理を通すなら……」
- JRA タマモクロスVSオグリキャップ後年語り継がれる「芦毛頂上決戦」と父の悲願を成し遂げた天皇賞制覇・史上初春秋連覇の偉業
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分