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「100年に一度のチャンス到来」に燃える野心。日本競馬全体 が「本気」で今年の凱旋門賞を獲りにいっている「真相」と理由

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makahiki00304.jpgマカヒキ(JBISサーチ公式サイト)

 10月2日に開催されるフランスの凱旋門賞(G1)に、11頭もの日本馬が大挙登録したことが話題になっている。

 今や、「日本競馬史上最大の目標」となっている凱旋門賞。過去にもディープインパクトやオルフェーヴルといった史上最強クラスの名馬が挑んだが、世界の厚い壁に阻まれた歴史がある。

 日本の競馬関係者やファンは、その度に「ディープでも無理なのか」「オルフェでも……」と深い落胆を味わい、世界のレベルの高さに絶望にも似た気持ちにさせられてきた。そんなこともあってか、昨年の凱旋門賞登録馬は「0」。日本競馬の世界一への野心も、ついに尽きたかと思われた。

 ところが今年は打って変わって、11頭もの日本馬が登録。

 古馬では昨年の2冠馬ドゥラメンテを筆頭にサトノラーゼン、サトノノブレス、ワンアンドオンリー、タッチングスピーチ、トーセンビクトリーの6頭。3歳馬ではダービー馬のマカヒキ、皐月賞馬のディーマジェスティらを筆頭に、サトノダイヤモンド、ヴァンキッシュラン、マウントロブソンといったクラシックを沸かせた有力どころ5頭が凱旋門賞へ出走の意思を示している。

 さらに先日、フランスのイスパーン賞(G1)を制したエイシンヒカリも、主戦の武豊騎手の進言で、追加登録料を支払っての凱旋門賞参戦を検討しているというから、実質「12頭」が登録しているようなものである。

 無論、これらすべてが出走に至るわけではないだろう。だが、これまで凱旋門賞に最も多くの日本馬が参戦した時でさえ「3頭」だったことを考慮すれば、これが如何に「異常」な数字なのかが垣間見えるはずだ。

 昨年の「0」から、いきなりの「12」。
 これは日本競馬全体が「本気」で今年の凱旋門賞を獲りにいっていると考えて間違いないだろう。

 いったい何故、日本競馬の消えかけていた世界制覇への野心の火が、ここにきていきなり大きく再燃したのだろうか。

「今年の3歳馬のレベルが高いことや、昨年はドゥラメンテが故障していたことなど、様々な理由が考えられますが、やはり最も大きな”動機”は今年の凱旋門賞がロンシャン競馬場で行われないことですね」(競馬記者)

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