有馬記念(G1)「枠順」キタサンブラックは「1枠2番」! 期待通りの”絶好枠”に武豊騎手も「一番欲しかった枠」
21日、東京・品川プリンスホテルで第62回有馬記念(G1、24日発走)の公開枠順抽選会が行われた。
2014年に史上初の公開抽選会としてテレビ中継を行ってから4年目、今年も会場には年末のグランプリに出場する各競馬関係者や多数の報道陣、ゲストに岡部幸雄さん、細江純子さんに加え、一般の競馬ファン約500人が集結。華やかな会場には、来たる大一番に向けた独特の緊張感が醸し出されていた。
昨年同様、フジテレビの佐野瑞樹アナの司会・進行を務める形で行われた公開枠順抽選会。今年の目玉は何といっても、ここがラストランとなる昨年の年度代表馬キタサンブラック陣営だ。今年も主戦の武豊騎手、管理する清水久詞調教師、そしてオーナーの演歌界の大御所・北島三郎が駆けつけた。
ここまで最多タイ記録となるG1・6勝を上げており、有馬記念を勝てば史上最多記録を樹立するだけでなく、2000年の年度代表馬テイエムオペラオーを抜いてJRAの歴代賞金王になることも決定的となっているキタサンブラック。ここまで内目の枠で好結果を残してきただけに、ここも好枠を引いて「有終の美」を飾りたいところだろう。
JRAの年間プロモーションにも出演し、この日のスペシャルゲストとして招かれた柳楽優弥、高畑充希によってキタサンブラックの名がコールされ、武豊騎手と清水調教師が壇上に上がったのは全体の6番目だった。
昨年、1枠1番を引き当てた武豊騎手の”神の手”によって開かれたカプセルの中身は「1枠2番」。望み通りの”絶好枠”に思わず武豊騎手からも笑みがこぼれる。会場からは今年の”主役”の順調な滑り出しに、大きな歓声と拍手に包まれた。
殊勲の武豊騎手は「一番、欲しかった枠です。スタートをちゃんと出すことが大事ですね」と大満足。清水調教師も「自信をもって送り出します」と気持ちを新たにした様子だった。有馬記念は、12月24日発走となる。
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