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【東京大賞典(G1)展望】北島三郎・キタサンブラックの次はDr.コパ・コパノリッキー!? 「引退馬大活躍」で夢の「G1・11勝」確定か

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 連覇の懸かるアポロケンタッキー(牡5歳、栗東・山内研二厩舎)も当然ながら走破圏内の1頭だ。

 昨年の東京大賞典では好位から抜け出してG1初制覇を飾ったアポロケンタッキー。飛躍が期待された今年は果敢にドバイワールドC(G1)にも挑戦したものの、ビッグタイトルの獲得には至っていない。

 しかし、この秋の日本テレビ盃では好位からの競馬でサウンドトゥルー、ケイティブレイブといった強敵を完封したように、その力は健在。前走のチャンピオンズCでは右前肢跛行で無念の出走取り消しとなったこともあり、思い出の舞台で再びその力を見せつけたい。鞍上は今回も主戦の内田博幸騎手が務める。

 史上最多となるG1・11勝目を目指すコパノリッキー(牡7歳、栗東・村山明厩舎)も、いよいよここがラストランとなる。

 単勝272.1倍の最下位人気で勝ちきった2014年のフェブラリーS(G1)の衝撃から3年。ダート界のスターホースとして積み上げたG1勝利は盟友ホッコータルマエと並ぶ10を数えるコパノリッキーが、前人未到の大記録樹立を目指して最後の戦いに挑む。

 今年は見事な復活勝利を飾ったかしわ記念、連覇の懸かった南部杯を制してG1タイトルを2つ上積み。これが引退レースとなるが、過去3年で結果を残せなかった前走のチャンピオンズCで3着するなど力の衰えは見られない。

 この冬は阪神カップ(G2)でイスラボニータ、有馬記念(G1)でキタサンブラックが勝利するなど、引退レースを迎えた馬が華々しく花道を飾っている。自身としてもG1初勝利を飾った田辺裕信騎手は、思い出深い相棒のラストランを飾れるのか注目だ。

 圧倒的な充実を見せるJRA勢を迎え撃つ地方勢。だが、その大将格ヒガシウィルウィン(牡3歳、船橋・佐藤賢二厩舎)は中央馬とも互角以上に戦える実力の持ち主だ。

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