真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.06.04 08:15
あの武豊も「弱気」!? 少頭数、世界制覇の可能性……安田記念・モーリスの絶対的存在感にまさかの発言?
編集部
5日の安田記念の主役、モーリス。日本と香港でG1をすでに4勝し、今回も圧倒的一番人気に推されることは間違いない。
今や「世界のマイル王」といっても過言ではないレベルの強豪となったモーリス。出走頭数は12頭とG1競走としては非常に少なくなったのも、同馬の存在が大きいとしか言いようがない。
そんなモーリスの強さを如実に表すのが、ディサイファでこのレースに挑戦する武豊騎手のコメントである。武騎手は「週刊大衆」(双葉社)で連載コラムを持っているが、その中で安田記念に対する意気込みをこう語っている。
「あの馬の強さは、ちょっと次元が違いますが(苦笑)、パートナーの力と、競馬は何が起こるかわからない……という言葉を信じて、ゴールを目指します」
穏やかな表情ながら、どちらかというと強気な発言をする武騎手だが、今回ばかりは相手が世界レベルの馬ということで、なんとも弱弱しい。もちろん勝負を投げたわけではないだろうが、それだけ今回の”主役”が抜けているということだ。
一部では、今回モーリスに騎乗するT.ベリー騎手への不安も囁かれているが、武騎手のコメントを見る限り、大抵の理由では崩れることはなさそうである。今年の安田記念をめぐるあらゆる動きが、モーリスの強さ、その存在感を証明している。
G1すらも単なる「通過点」となってしまうモーリス。安田記念でどのようなレースを見せてくれるのか、本当に楽しみだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛