GJ > 競馬ニュース > 「引退理由」を日経が批判!?  > 3ページ目
NEW

JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは

【この記事のキーワード】, ,

要はその『8』にあたる馬を誰が差配しているということですが、エージェントと社台グループで『どちらに、より力があるのか』と述べると比べるまでもなく後者です。だから野元氏は、わざわざ藤田氏の主張を出した上で持論を展開しているのでしょう。

ただ、野元氏の言葉を拝借すれば『木を見て森を見ない議論』というのは、木がエージェントで、森が社台グループということになります。

そういった点で野元氏が藤田氏に対して『あえて見ようとしない?』と述べている通り、『森』の社台グループによる”支配”は一騎手の主張でどうこうできるものではありません。いえ、もっと言えば、例えJRAでもどうにもできないと思います。

何故なら、その膨大な規模も然ることながら、社台グループの行っていることはすべてルールに則った”王道”を突き詰めたものだからです。何もかもが正しいと述べるつもりはありませんが、基本的には競争を企業努力によって勝ち抜いてきた正統派ではないでしょうか。

だからこそ、この問題に限らず、他の一般的な多くの問題がそうであるように、藤田氏は自分が声を挙げることで意味のある部分、つまりは『木』のエージェント問題に対して意見を述べたのだと思います。

したがって、野元氏の主張は本質を射ており、確かに正しいと思いますが、根本的な問題の解決に繋がるものではないのかもしれません。何故なら野元氏の主張通り、例え日本人騎手が外国人騎手以上に社台グループからの信頼を得られるようになったとしても、グループが『最善手』を尽くす以上、結局は一部の有力騎手に騎乗馬が集中するからです」(競馬記者)

JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA朝日杯FS(G1)「不要説」再燃!? “本領発揮”ホープフルSに完敗、マル外ダービー「消滅」の二の舞か……。転機となった3年前の逆転劇
  8. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  9. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  10. 今の競馬ファンは「ハズレ馬券」を投げ捨てない? 競馬場から姿を消した「敗者の断末魔」と感情のままに宙を舞い続けた「ハズレ馬券」の現在