キタサンブラック「現役復帰」余裕の坂路調教!? フェブラリーSでの「G1勝利新記録」の声まで噴出
昨年暮れの有馬記念(G1)を制して、有終の美を飾ったキタサンブラック。引退後は種牡馬として活動予定。すでにシンジケートが組まれており、その金額も13億5000万円(1口2250万円で60口)といわれている。
新たな道へ準備が着々と進行しているキタサンブラックだが、「まだまだ現役として通用する」と思っているファンは多いだろう。
そんなはかない思いの一端を「日刊ゲンダイ」競馬公式Twitterが表した。1月2日にキタサンブラックが坂路調教を1本こなしたという。これはあくまでも1月7日に行われる京都競馬場での引退式に向けての調整だったそう。だが今回の坂路調教でも手綱を取り、長きにわたって調教を担当していた黒岩悠騎手は「抑えるのが大変なくらい元気いっぱいで」と同馬の状態を語り、さらに「有馬記念より良くなってるかも。ホント、金杯使えますよ(笑)」と冗談めかして話していたという。またキタサンブラックは翌日にも坂路入りをしたことが伝えられた。
この現役さながらの姿に、ネット上では「元気すぎやろ!まだ走れる」「さすが史上最高最強馬」と賞賛の声があがり、さらには「金杯に出てほしい」と現役続行を願う意見やまた「フェブラリーステークス出てG1競走8勝目を!」とダートへ転向した上で、JRAのG1競走勝利数の新記録を目指してもらいたいなどの意見が噴出しているようだ。
「キタサンブラックはどちらかと言えば晩成の馬でしたので、5歳での引退は早すぎるという意見は早くから出ていました。ダート転向も大きな馬体と稀に見る不良馬場で行われた天皇賞・秋(G1)での走りを見れば適性があるでしょう。今回のように元気な姿が伝えられると『もう一度』という気持ちにファンがなるのも当然でしょう。本当に引退が惜しまれますよ」(記者)
現役引退後もその走りでファンをわかせてくれたキタサンブラック。現役時代は歴代の名馬たちに匹敵する活躍を繰り広げてくれたが、今後は種牡馬としても同様の成績を残したいところだろう。これから誕生する産駒たちにかけられた期待は大きい。
まずはどの牝馬に種付けが行われるのだろうか? 父に匹敵する成績を残す名馬の誕生を待ち望みたい。
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