C.ルメール騎手「年齢」による衰え隠せず? 久々「20連敗」でリーディング66位は凋落の気配か、それとも杞憂か
今年も開幕3週目を迎え、騎手たちによるリーディング争いも新たなスタートを切っている。
現在の首位は10勝の田辺裕信騎手。田辺騎手は昨年も見事なスタートダッシュを決めて首位をキープするなど「新時代」の到来を予感させたが、ケガが重なったこともあって失速。今年はこの勢いをどこまで持続できるのかが、大きなポイントになりそうだ。
それを2勝差で追うのが、リーディング奪還を目指す戸崎圭太騎手だ。開幕から3日連続の重賞制覇を飾るなど最高のスタートを切っただけに、今年は数字に加えて「中身」にも拘っていきたい。また、武豊騎手も6勝と好スタートを切っている。
ただ、そうしたリーディング上位の常連たちが早くも激しい鍔迫り合いを展開している中、「アノ騎手」の名前がない。昨年のリーディングであり、今年も大本命となるC.ルメール騎手の名前がリーディング66位と見慣れないところに記載されている。
まだ始まったばかりの上に、ルメールは昨年の最終週で騎乗停止処分を受けており、今年は”出遅れ”のスタートとなっていた。
しかし、同じように騎乗停止処分で出遅れとなったM.デムーロ騎手は、すでに8勝を上げ3位と”定位置”に舞い戻っているだけに気になるところ。現在、まだ「0勝」と初星が上がっていない状況だ。
「ルメール騎手の方がデムーロ騎手よりも1週遅れての参戦となり、まだ1日乗っただけですが、10鞍で未勝利に終わってしまいました。並の騎手なら1日勝てないことなど珍しくもないですが、昨年199勝と毎週のように勝ちまくっていたルメール騎手だけに少し心配ですね。2着が6回もあって、調子が悪いとかではないと思いますが”流れ”は決していいとはいないでしょうね」(競馬記者)
ルメール騎手にとって2018年「初競馬」となった先週14日は、とことんツイていないように見えた。
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