GJ > 競馬ニュース > ルメール騎手「20連敗」  > 2ページ目
NEW

C.ルメール騎手「年齢」による衰え隠せず? 久々「20連敗」でリーディング66位は凋落の気配か、それとも杞憂か

【この記事のキーワード】, ,

 新年初レースで1番人気に騎乗するなど、初騎乗初勝利を狙ったルメール騎手だったが、逃げ馬を捉え切れずに2着。初端で早くもケチがついてしまった。次のレースでも単勝1.7倍の1番人気に騎乗し、最後の直線では力強く先頭に。しかし、今年も最大のライバルとなりそうなデムーロ騎手の馬に差されてしまい、またも2着。

 そろそろ勝っておきたいルメール騎手は、昨年のダービー2着馬スワーヴリチャードの半妹となるルナステラのデビュー戦に騎乗。2番人気だったが単勝オッズは1番人気馬と並んでおり、実質1番人気といえる存在だった。しかし、スタートからダッシュがつかず後方からの競馬になると、最後はいい脚で追い上げたものの、結果はまたまた2着だった。

 勝てないまでも、開幕3連続2着は決して悪い結果ではない。今年4レース目のパートナーは単勝1.5倍という圧倒的な存在だった。「次こそは」と挑んだルメール騎手だったが、好位から積極的な競馬を試みたものの逃げ馬が止まらずに、まさかの4連続2着。その次のレースでも1番人気馬に騎乗したが、今度は5着と逆に着順が落ちてしまった。

 ルメール騎手は結局、この日の10レース中、5回の単勝1倍台を含む7度の1番人気馬に騎乗したが未勝利。他の3頭もすべて3番人気以内だったが、2着を6回も”量産”してしまう、踏んだり蹴ったりの結果となった。

 無論、人間誰でもこういった日はある。だが、そこに何かしらの”予兆”を感じた人間もいる。前出の記者が「まだ気になる程度」と前置きしながらも、昨秋辺りからルメール騎手のコンディションが下降していると感じているようだ。

「ライバルのデムーロ騎手ほど”追える”イメージのないルメール騎手が勝てるのは、なんといっても折り合いの技術の高さだと思います。

 代表的なところでは、本来後方から競馬をしていたハーツクライ(有馬記念)や、ウオッカ(ジャパンC)といった馬を先行させながら、きっちり折り合って勝たせてしまうところでしょうか。昨年の日本ダービーのレイデオロも、折り合いに自信を持っているルメール騎手だからこそできた大胆な騎乗だったと思います。

しかし、昨秋はエリザベス女王杯のヴィブロスや、阪神ジュベナイルフィリーズのロックディスタウンで折り合いを付けることができずに惨敗。どちらも1番人気でしたし、珍しく『らしくない』騎乗だったことを覚えています」(同)

C.ルメール騎手「年齢」による衰え隠せず? 久々「20連敗」でリーディング66位は凋落の気配か、それとも杞憂かのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 川田将雅「ルール違反疑惑」の現場関係者にブチ切れ!? マスコミ関係者に注意喚起の即通達…怒りを隠せなかった「目に余る行為」とは
  2. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
  9. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客