【根岸S(G3)展望】優先出走権をめぐる争いにも要注目!好メンバーが集結するレースを制するのは?
今週末からの開催となる東京競馬場28日(日)のメインレースは根岸S(G3)。優勝馬には来月開催されるフェブラリーS(G1)への優先出走権が与えられるレースだ。今年最初のG1となる本番を占う上でも重要なステップレース。注目すべき有力なメンバーを紹介する。
昨年のこのレースを制しているカフジテイク(牡6、栗東・湯窪厩舎)が今年も中心と見られる。強烈な末脚を武器に、昨年の同レースは大外からの鮮やかな差し切り勝ちで重賞初制覇。昨年はそこから本番となるフェブラリーS(G1)に挑むと、そこでも持ち味を十分に発揮して3着と好走した。しかし、陣営からしてみれば勝利を狙って挑んでいただけに「今年こそは」という思いは大きく、前哨戦ではあるが無様なレースをするわけにはいかない。前走のチャンピオンズC(G1)をはじめとする近走は成績が振るっていないが、後方からの直線一気という極端な戦法は展開面がかみ合わないと難しい面もあり、近走は結果がついてきていないようだ。しかし、東京競馬場でのダート1400mとなるこの条件はこれまで3戦3勝の大得意としている舞台。その全てで上り最速も記録している舞台で実力を発揮することができれば、昨年のような鮮やかな差し切り勝ちを見せてくれるだろう。
ベテラン勢に挑むサンライズノヴァ(牡4、栗東・音無厩舎)は、今年に入ってからの活躍が著しい4歳世代では唯一の出走となっている。昨年ユニコーンS(G3)を制している実力馬で、秋のグリーンチャンネルC(OP)では出遅れがあったにも関わらず直線で鋭く伸び、初対戦となった古馬勢を蹴散らす活躍を見せた。ただし、続く武蔵野S(G3)では1番人気に支持されたものの何もできないまま12着と大敗。調子が安定しないタイプではある。今後のダート界を担っていく可能性を持っている1頭だけに、ハイレベルなレースで経験を積んで更なる成長へと繋げるため、結果を残したいレースだ。
3歳時にはJDD(G1)を制しているノンコノユメ(牡6、美浦・加藤厩舎)は久しぶりの勝利を目指す。3年前のチャンピオンズC(G1)、2年前のフェブラリーS(G1)で連続の2着と、あと1歩まで詰め寄った。そこからは善戦するも気難しさが邪魔をして勝ち切れないレースが続いたため、去勢をして気性面の改善を試すも、今度は手術の反動で体調が整わない時期が続いていた。しかし今回は万全の状態で出走ができそうという陣営からのコメント。初めての1400m戦、58Kgのハンデと厳しい戦いが予想されるが、この馬の能力ならば十分に克服することはできるはずだ。
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