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M.デムーロ「京都2200m」重賞5連勝なるか? 今年・重賞騎乗オール「重賞未勝利馬」にもかかわらず、すべて「2番人気以内」の異常

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「特筆すべきは、昨年のモズカッチャンも含めて1番人気が1度もないことですね。勝利順に6番人気、3番人気、3番人気、5番人気とワンチャンスある馬で確実に勝利している点が、この舞台との相性の良さを物語っています。

また、京都2200mに関してもJRAの通年騎手となった2015年以降【6.3.2.6】で馬券率(3着以内)約65%と、他のコースと比較しても抜群の成績が残っています。今年のモズカッチャンも人気はレイデオロに集中しそうですし、美味しい配当が期待できるかもしれません」(競馬ライター)

 だが、昨秋の大爆発以降、重賞レースにおける「デムーロ人気」には、ますます拍車が掛かっている。実際にデムーロ騎手が重賞で今年騎乗した馬は、すべて「重賞未勝利馬」にもかかわらず、すべて「2番人気以内」に支持されているから驚きだ。今や重賞レースで「デムーロを買えば当たる」は、競馬ファンにとって常識となりつつあるようだ。

 ただ、冷静になって馬だけにフォーカスすると、モズカッチャンは典型的な「叩き良化型」の傾向を示している。

 デビュー戦で6着に敗れると2戦目で3着、3戦目で初勝利と、いずれも芝1800mだったにもかかわらず、レースごとに確実な良化傾向を見せ、そこから月1出走を続けて3連勝。オークス(G1)でも2着に好走した。

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