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JRA三浦皇成騎手の「大胆騎乗」に称賛の嵐! 伏兵インカンテーションで惜しい3着も、悲願のG1獲りへ見えた「課題」

0220februry_01.jpg※画像:『競馬つらつら』より

「悲願」へ、あと一歩届かなかった。

 18日に東京競馬場で行われた第35回フェブラリーS(G1)は、4番人気のノンコノユメが約2年7カ月ぶりのG1勝利。昨年の最優秀ダートホース・ゴールドドリームをクビ差退けての優勝となった。

 その一方で、2着ゴールドドリームに遅れることクビ差、勝ち馬とは0.1秒差の3着に食い込んだのが、8歳馬のインカンテーションと三浦皇成騎手だった。

 昨年のフェブラリーSの上がり3ハロン最速がカフジテイクの34.9秒であることに対して、今年はノンコノユメの36.1秒が最速。これだけを見ても、今年のフェブラリーSが如何に消耗の激しい「死闘」だったかが窺える。

 スタートからニシケンモノノフやノボバカラといった、スプリント実績のあるスピード自慢が飛び出し先行争いが激化。2ハロン目が10.7秒、最初の3ハロンが34.1秒とペースは一瞬にして「激流」と化した。そこに「逃げ」しか選択肢を持たないテイエムジンソク、さらには川崎記念(G1)を逃げ切ったケイティブレイブが加わる。

 稍重だったとはいえ、昨年のマイルCS(G1)(芝)でさえ最初の3ハロンは34.6秒。先行勢の壊滅は、火を見るよりも明らかだった。

 そして、この超ハイペースはインカンテーションにも”致命傷”を与えるはずだった。だが、同じ東京マイルで行われた昨秋の武蔵野S(G3)を2番手から押し切った馬は”本来のポジション”にその姿がなかった。

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