真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.03.17 11:23
JRA横山典弘騎手「史上最悪のポツン」が日本の頂点に!? 断トツ最下位で「ダービーの冒涜」大批判を集めた馬がレイデオロと並ぶ
編集部
移籍最後のレースとなった昨年3月のオーシャンS(G3)では4着。そんな”今一歩”だった馬が、豪州に移籍した途端に活躍し、1年も経たぬ内に日本トップのレイデオロやアルアインと並んで世界的な評価を受けている……思わず『ワールドベストレースホースランキング』の評価基準や、豪州競馬のレベルを疑ってしまうのも仕方のないところだろう。
その議論はさておき、ブレイブスマッシュからすれば、日本で現役生活を送っていた時代からすれば想像もできない大出世である。
豪州は日本競馬に次ぐ賞金大国で、本馬も昨年のジ・エベレストの3着で80万豪ドル(約6500万円)、G1初制覇となったフューチュリティSでも50万豪ドル(約4000万円)の獲得と、豪州移籍は大成功と述べて差し支えないだろう。
ただ、そんな成功を掴めたのもブレイブスマッシュが関係者の尽力によって、今も無事に走れているからこそ。というのも、本馬は一昨年の日本ダービー後に「大きな物議」を醸した存在だったからだ。
2016年の日本ダービー。マカヒキ、サトノダイヤモンドらがゴール前でしのぎを削っているのを余所に、まったくレースに参加せず「大差の最下位」でゴールしたのが、ブレイブスマッシュだった。
激戦を制したマカヒキからは11秒、ブービーの17着だったプロフェットからでさえ、遅れること9秒差で”悠々”とゴールしたブレイブスマッシュ。スタートからゴールまで終始最後方のまま、上がり3ハロン42.1秒を記録すれば当然こういった結果になる。
鞍上は「ポツン」が代名詞の横山典弘騎手。この時のダービーのように、後方のまま終始”無抵抗”にも見えるレースを時折することで有名な騎手だが、それが「競馬の祭典」で行われてしまったとあって、この時ばかりはいつにも増して大きな批判が集まった。
PICK UP
Ranking
5:30更新- 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
- 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
- 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
- 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
- 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
- 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
- 【NHKマイルC】父は名マイラー、母もマイルG1馬の「黄金血統」、前走惨敗で評価急落も…注意しておきたい激走候補2頭
- 【NHKマイルC】ファンの興味は「15番枠」が1番人気?固唾をのんで待つ運命の枠順発表…ただの偶然で済まされない「幸運」を手にするのはどの馬か