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JRA横山典弘騎手「史上最悪のポツン」が日本の頂点に!? 断トツ最下位で「ダービーの冒涜」大批判を集めた馬がレイデオロと並ぶ

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 移籍最後のレースとなった昨年3月のオーシャンS(G3)では4着。そんな”今一歩”だった馬が、豪州に移籍した途端に活躍し、1年も経たぬ内に日本トップのレイデオロやアルアインと並んで世界的な評価を受けている……思わず『ワールドベストレースホースランキング』の評価基準や、豪州競馬のレベルを疑ってしまうのも仕方のないところだろう。

 その議論はさておき、ブレイブスマッシュからすれば、日本で現役生活を送っていた時代からすれば想像もできない大出世である。

 豪州は日本競馬に次ぐ賞金大国で、本馬も昨年のジ・エベレストの3着で80万豪ドル(約6500万円)、G1初制覇となったフューチュリティSでも50万豪ドル(約4000万円)の獲得と、豪州移籍は大成功と述べて差し支えないだろう。

 ただ、そんな成功を掴めたのもブレイブスマッシュが関係者の尽力によって、今も無事に走れているからこそ。というのも、本馬は一昨年の日本ダービー後に「大きな物議」を醸した存在だったからだ。

 2016年の日本ダービー。マカヒキ、サトノダイヤモンドらがゴール前でしのぎを削っているのを余所に、まったくレースに参加せず「大差の最下位」でゴールしたのが、ブレイブスマッシュだった。

 激戦を制したマカヒキからは11秒、ブービーの17着だったプロフェットからでさえ、遅れること9秒差で”悠々”とゴールしたブレイブスマッシュ。スタートからゴールまで終始最後方のまま、上がり3ハロン42.1秒を記録すれば当然こういった結果になる。

 鞍上は「ポツン」が代名詞の横山典弘騎手。この時のダービーのように、後方のまま終始”無抵抗”にも見えるレースを時折することで有名な騎手だが、それが「競馬の祭典」で行われてしまったとあって、この時ばかりはいつにも増して大きな批判が集まった。

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