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皐月賞(G1)ステルヴィオが示した「進化」の軌跡。関東リーディングトレーナーが語った「不安」とスプリングS(G2)を勝ち切った意味

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皐月賞(G1)ステルヴィオが示した「進化」の軌跡。関東リーディングトレーナーが語った「不安」とスプリングS(G2)を勝ち切った意味の画像1ステルヴィオ(JBISサーチ公式サイトより)

 15日に中山競馬場で行われる皐月賞(G1)。最有力馬の1頭ステルヴィオ(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)は、前走スプリングS(G2)で粘り込むエポカドーロを数センチ捉え切り1番人気に応えた。

 13頭立てで行われたレースは、コスモイグナーツが大逃げを打つ縦長の展開。最後の直線で力尽きたところをエポカドーロが交わして先頭に躍り出る。そこをステルヴィオが強襲し、最後の最後でねじ伏せるように先頭で駆け抜けた。

「去年はまだ体が全体的に緩く、位置取りが後ろになっていました。今年はそうした面がなくなり、良い位置でレースができるようになりました」

 そう勝因を語った主戦のC.ルメール騎手の言葉通り、この日は中団からの競馬。ダノンプレミアムに2戦連続で敗戦を喫したサウジアラビアロイヤルC(G3)、朝日杯フューチュリティS(G1)では、スタートからやや置かれ気味になり後方一気の競馬を強いられていた。

 それが結果的に、2歳王者との致命的な差となって表れていたのだ。

「僕はあの馬(ダノンプレミアム)のことをリスペクトしていますし、歴史に残るような素晴らしい馬なのではないかなと思っています。軽々しく言えないですけど、その名を汚さないためにも変な競馬はできないと思いますよね」

11日に行われた皐月賞の共同記者会見で、ステルヴィオを管理する木村哲也調教師がそう語った通り、ダノンプレミアムの回避により再戦は次回に持ち越しとなった。同時に本馬は「ダノンプレミアム以外に負けたことがない馬」として、2歳王者の威信も背負って皐月賞に挑むことになる。

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