NHKマイルC(G1)カツジ「呪い」を解く? ローテーション不安を一蹴できる理由
今週5月6日(日)にNHKマイルC(G1)が行われる。毎年G1としてのレベルを疑う声が必ず上がるこのレース。しかし、今年はトライアルレースとしてアーリントンカップ(G3)が用意されており、ハイレベルな戦いが期待されている。
その出走馬の中で、突如として存在感がクローズアップされている馬がいる。カツジ(牡3 栗東・池添兼雄厩舎)だ。きさらぎ賞(G3)を5着に沈んだ後、ニュージーランドT(G2)では雪辱の優勝。胸を張ってNHKマイルカップに駒を進めてきた。しかし、マスコミ、ファンの間では評価が一向に上がってこないという。
「それは当然、ニュージーランドTの勝ち馬だからです。最近このレースで勝った馬や2着の馬がマイルカップで連対しないのは有名ですからね」(競馬記者)
古くからあるトライアルレース・ニュージーランドTは、毎年本番に直結しないレースとして有名で、過去10年でこのレースに連対した馬でNHKマイルカップに連対したのは、2010年ダイワバーバリアン(2着→2着)、2012年のカレンブラックヒル(1着→1着)の2頭しかいない。
しかし、過去10年でニュージーランドT3着以下に負けた馬で、NHKマイルC3着以内に巻き返している馬も7頭おり、一概にニュージーランドT経由馬が悪いとは言えない。
「なぜ連対馬が上位に来ないのか原因は定かではありません。考えられるのはは、トラアルレースで力を使ってしまった馬は本番では来ないというシンプルなもの。勝ちに行ったカツジも例外ではないのかもしれませんね」(同記者)
戦績を見ると前走勝っているとはいえ、デイリー杯2歳S(G2)2着、きさらぎ賞(G3)5着と重賞でいま一つのイメージに見える。このあたり、色々情報を探ってみた。
「その2レースに関して、実は理由がはっきりしているんです。デイリー杯は、ジョッキーがインから上がってくるジャンダルムに気づくのが遅れてしっかり追えなかったのが敗因です。これは松山騎手自身も認めています。きさらぎ賞は、重いフレグモーネを発症し、抗生剤を投与した影響で馬がボケッとしてたんだそうです。それで休み明けプラス体重でしたから、むしろよく5着に来ましたよ」(現場記者)
薬の影響が抜けた前走のニュージーランドTは、勝って当然とばかりに余裕の走りを見せたということか。ならば、その勝ち馬がジンクスを破ってNHKマイルCで連対する可能性というのはあるのだろうか。
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