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日本ダービー(G1)「平成最後の栄誉」はダノンプレミアムではなく……!? 競馬女王桃井はるこが「平成」を振り返る

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桃井はるこふっふっふ(笑)。実は、わたしの本命は、オウケンムーンです!

 父オウケンブルースリ、父父がジャングルポケットで曾祖父はトニービン。この血統は東京競馬場向きで、さらに母父エリシオは完全な長距離血統。スタミナの必要なハイペースでタフな流れでこそ光る血統を持つ馬です!

 皐月賞は立ち遅れ気味のスタートで12着と惨敗したものの、これは馬場のせいでしょう。勝った共同通信杯(G3)では強い競馬を見せてくれました。さらに成長していればダービー馬になるのも夢ではありませんよ。追うとどこまでも伸びるような走りは広い東京競馬場にピッタリ。管理するのは2冠馬アーモンドアイも輩出した国枝厩舎。鞍上は今年好調の北村宏司騎手。もう、ここで力を発揮するっきゃないですよ!!

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 それから、ステイフーリッシュ。前走の京都新聞杯(G2)では2番手で競馬を進めて勝利し、先行策でも戦えることを証明しました。今回から騎手が横山典弘騎手に乗り替わりですので、ダービーでは一か八かの大逃げを打つ可能性もあるでしょう。昨年のダービーでも、横山典騎手はマイスタイルで逃げて一時は勝利も予感させる好走を見せましたからね。マイスタイルは4着と馬券圏内にまで入ることはありませんでしたが、今年はさらに上位に進出することもありえますよ。

 そしてジェネラーレウーノ。皐月賞では積極的に前に出た馬の中で、唯一最後の最後まで粘りを見せて三着内に残りました。あの粘りは驚異的ですよ。馬場とコースが違うのは不安ですが、2400mのダービーでも粘り込むかもしれません。

――桃井さんの中で推し馬に順番を付けるとすればどうなりますか?

桃井はるこ:オウケンムーン、キタノコマンドール、ワグネリアン、ステイフーリッシュ、ジェネラーレウーノですね。そして、押さえでダノンプレミアム。ダービーは人気上位の馬が馬券圏内を占めることも多いですから。いつも人気の馬を外して残念な結果になっているので、今回は入れておきます(笑)。

――ダノンプレミアムを軸にその5頭を流してみるというのもありかもしれません。

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