真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.05.31 15:38

キタノコマンドール屈腱炎発症……以前からの「兆候」とオーナーサイドの事情、そして「血筋」
編集部

ショックな情報が競馬界を駆け巡った!
DMMドリームクラブの期待馬、キタノコマンドールが屈腱炎を発症したというのだ。関係者、ファンのみならず、マスコミにも衝撃が走っている。
キタノコマンドールは、DMMドリームクラブが2016年セレクトセールで1億9000万円で落札。新しいシステムの一口馬主制度「DMMバヌーシー」、ビートたけしが馬名を命名したということでも話題にもなった馬だ。
新馬勝ち後2戦目、すみれSを上がり最速で勝ち上がり。3戦目でG1の皐月賞へ挑戦。稍重の馬場と展開に泣くも、上がり最速で5着に入りダービー優先出走権をゲットした。4戦目の日本ダービーは12着に終わるも、能力の高さを示す春の戦いにファンは今後の活躍に期待を寄せた。しかし、その直後の31日にDMMバヌーシーのファンサイトでキタノコマンドールの長期休養の報告がなされた。この報に関係者、ファンはガックリ肩を落としたことだろう。
「仕上がりが遅くデビューが昨年の暮れでしたが、もともと脚元が良くなかったのかもしれません。馬主の意向でダービーに向かったのでしょうが、その代償は大きかったですね」(競馬記者)
皐月賞後に日本ダービーに向かうことをすぐ表明できなかったことや、ダービーウィークに池江泰寿調教師が「ちょっとコズみが出てるんで」と脚元の不安を口にしていたことを考えれば、脚の具合がもともと悪かったと想像させられる。
調教が中間は軽く流し、最終追い切りをウッドコースで最後の1ハロンだけ強めで追うというパターンだったのも、脚元を考慮してのことだろう。
PICK UP
Ranking
5:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 日本ダービー「30年ぶり」落馬の坂井瑠星に吉兆サイン!? ドゥラエレーデは宝塚記念(G1)を視野…ダービージョッキー予感させる偉大な先輩の足跡
- 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?