真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.05.28 14:19

日本ダービー「斜行」騎乗停止H.ボウマンガックリ? 安田記念「有力香港馬」騎乗もご破算
編集部
第85回日本ダービー(G1)は、福永祐一騎手が騎乗する5番人気のワグネリアンが乾坤一擲の走りを見せ、優勝した。”平成最後のダービー”で『一家』の悲願を達成して涙を流した福永騎手。その影で、忸怩たる思いを胸に秘めていると思われるのが、H.ボウマン騎手だ。
ボウマン騎手は13番人気のエタリオウでレースに出走。道中は後方で脚をためていた青葉賞2着馬は最後の直線で馬群をかき分けるかのように進出。上がり2位の33.5秒の末脚を武器に先頭集団に襲いかかるも、届かずに4着。勝ち馬ワグネリアンとは0.2秒差、また3着のコズミックフォースとはタイム差ナシのハナ差で決着と、惜しい競馬を見せていた。
下位人気の馬で勝ち負けに絡む競馬を展開して、その手腕を遺憾なく発揮したボウマン騎手。だが、レース後に6月2日から10日まで開催4日間の騎乗停止処分が下されてしまう。これは最後の直線で外に斜行し、サンリヴァルの進路を狭め、さらにタイムフライヤーにも影響があったためだという。
「後方に待機して最後の直線にかけた馬は多数いましたが、ボウマン騎手とエタリオウのタッグ以外はいずれも下位に沈んでおり、1番先頭を脅かしたのは間違いなくこのコンビでした。
斜行は残念ですが、付けていたポジション的に外を周っていたのならば先頭集団に追いつくことは難しいと考え、多少強引にでも馬群を縫うように前に行くことを選択、一か八かの勝負に出た結果だったのでしょうね。その際に、残念ながら馬がよれてしまい他馬の進路に影響を与えたように見えました」(競馬誌ライター)
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA「謎の主取り」ディープインパクト産駒「大盛況」も唯一の敗者……セレクトセール「平均2億円」ディープ特需に埋もれた“13番目の男”とは
JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- キタサンブラック産駒を超高価格で落札「謎の購買者」が2年連続で話題に? 昨年の落札馬は「有名オーナー」の名義に
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
- JRA「6億円」の衝撃から3年、まさかの「名義変更」から2カ月。アドマイヤが“北の大地”で存在感を示す!
- JRAも「G1同日開催」を増やすべき? 香港春競馬「大変革」に日本競馬の進化を求める声も……