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宝塚記念(G1)ファン投票「最終結果」の行方は? 「キタサンブラック・ロス」でスターホース不在の深刻度

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「単純に投票数が落ちていることから、今年の宝塚記念に対するファンの期待の低さが窺えますが、それ以上にサトノダイヤモンドが第1位になったことが、今の競馬界の深刻度を明確に表していると思いますね。

それだけでなく、個別の投票数を見てもサトノダイヤモンドは37,695票(第2回中間発表)と、昨年同時期の50,509票から大きく票を落としているんですよ。言い換えれば本馬はこの1年で活躍できなかった分、順当に票を落としている。にもかかわらず、それを追い越せるような看板馬がいない……。これが今の競馬界で、最も深刻な問題点ではないでしょうか。

ある程度わかっていたことですが、やはり昨年の”キタサンロス”の影響は、極めて大きいと述べざるを得ませんね」(競馬ライター)

 歴代最多タイのG1・7勝、テイエムオペラオーの記録を約20年ぶりに塗り替えた歴代最高獲得賞金……キタサンブラックのパフォーマンスが、過去の歴史的名馬の領域に達していることは間違いない。

 しかし、それ以上に本馬が「稀代のスターホース」となったのは、競馬の第一人者である武豊騎手、そして演歌界の大御所・北島三郎という国民的知名度を誇るコンビが背景にいたことが極めて大きい。

 そういった意味でキタサンブラックは、スターになるべき「資質」と「背景」がしっかりと合致した「何十年に一頭の逸材」だったといえるのではないだろうか。

 そんな偉大な存在が表舞台から姿を消せば、残された業界全体に大きな影響が出るのは当然だ。存在が大きければ大きいほど、比例してその”穴”もまた大きい。

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