GJ > 競馬ニュース > 宝塚記念(G1)ファン投票  > 2ページ目
NEW

宝塚記念(G1)ファン投票「最終結果」の行方は? 「キタサンブラック・ロス」でスターホース不在の深刻度

宝塚記念(G1)ファン投票「最終結果」の行方は? 「キタサンブラック・ロス」でスターホース不在の深刻度の画像2

「単純に投票数が落ちていることから、今年の宝塚記念に対するファンの期待の低さが窺えますが、それ以上にサトノダイヤモンドが第1位になったことが、今の競馬界の深刻度を明確に表していると思いますね。

それだけでなく、個別の投票数を見てもサトノダイヤモンドは37,695票(第2回中間発表)と、昨年同時期の50,509票から大きく票を落としているんですよ。言い換えれば本馬はこの1年で活躍できなかった分、順当に票を落としている。にもかかわらず、それを追い越せるような看板馬がいない……。これが今の競馬界で、最も深刻な問題点ではないでしょうか。

ある程度わかっていたことですが、やはり昨年の”キタサンロス”の影響は、極めて大きいと述べざるを得ませんね」(競馬ライター)

 歴代最多タイのG1・7勝、テイエムオペラオーの記録を約20年ぶりに塗り替えた歴代最高獲得賞金……キタサンブラックのパフォーマンスが、過去の歴史的名馬の領域に達していることは間違いない。

 しかし、それ以上に本馬が「稀代のスターホース」となったのは、競馬の第一人者である武豊騎手、そして演歌界の大御所・北島三郎という国民的知名度を誇るコンビが背景にいたことが極めて大きい。

 そういった意味でキタサンブラックは、スターになるべき「資質」と「背景」がしっかりと合致した「何十年に一頭の逸材」だったといえるのではないだろうか。

 そんな偉大な存在が表舞台から姿を消せば、残された業界全体に大きな影響が出るのは当然だ。存在が大きければ大きいほど、比例してその”穴”もまた大きい。

宝塚記念(G1)ファン投票「最終結果」の行方は? 「キタサンブラック・ロス」でスターホース不在の深刻度のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!