真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.06.26 05:36

JRAの「絶望的」ネーミングセンスに批判殺到!? 「500万下」→「1勝クラス」に10年前の大失敗「新馬」→「メイクデビュー」の今
編集部
問題点を辛辣に語った記者だけでなく、多くのファンが新呼称に浸透に疑問を持っているのは、過去に”失敗例”があるからだ。
JRAは2008年から新馬戦(新馬競走)の呼称を「メイクデビュー」に変更したが、10年経った今でも、ファンの間ではまったく受け入れられていない。各メディアも、未だ「新馬戦」「デビュー戦」と表記するケースが大半を占めており、公式ホームページの馬柱で「新馬」と表記するなど、発案者のJRAでさえ半ば匙を投げている状況だ。
また、何よりも大きな批判の元となっているのが、その「ネーミングセンス」である。
すでにネット上の一部の競馬ファンからは「勝ち数になると、余計にわかりにくい」「単純にダサ過ぎる」「もう少しマシな呼び方があるだろう」「なんでこの名前になった?」などと批判が殺到……”慣れ”の問題もあるかもしれないが、現状はとても受け入れられそうな雰囲気ではない。
ちなみに先週24日の函館競馬のメインは「UHB杯 3歳以上1000万下 芝1200m」だったが、来年からはおそらく「UHB杯 3歳以上2勝クラス(1000万下)芝1200m」と表記されることになる。これで本当に「わかりやすさ」に繋がるのだろうか。
近年、新規ファンの開拓に積極的な姿勢を示しているJRAとしては「メイクデビュー」の二の舞にはなりたくないところだが……。
PICK UP
Ranking
5:30更新巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA 鼻血を出しながら未勝利馬が初勝利! ウオッカ、オルフェーヴルら過去の名馬も苦しんだ難病、サラブレッドに及ぼす鼻出血の影響が人間と決定的に異なる理由とは