真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.06.28 18:51
「サンデーサイレンスは神」吉田照哉氏のディープインパクトと「比較」発言が話題。もっとも大きな差は……
編集部
なぜ、吉田照哉氏はそう語ったのであろうか?
「おそらく、吉田照哉氏から見て、サンデーサイレンス産駒と比べてディープインパクト産駒には不足に思う部分がかなり多くあり、例えこのあと海外で活躍馬を出したとしても、その部分を超えない限りは、サンデーサイレンスの名前を出して比較すること自体、意味がないと思っているのでしょうね」(競馬誌ライター)
では、その”不足に思う部分”とは何であろうか。吉田照哉氏は、その記事の中でこうも発言している。
「サンデーサイレンスは、どんな種類でも出すことができる。芝や砂、長距離で走れるかどかなど、問題ではないのです」
たしかに万能的に走るサンデーサイレンス産駒に比べて、ディープインパクト産駒は短距離や超長距離で活躍が少ない。また、ダートでほとんど目立った活躍がない。
「ディープインパクトのダート成績は、全国どの競馬場でも連対率は20%を切っており、複勝率も京都以外30%もありません。
サンデーサイレンスは、いろんな距離・場において多くの活躍馬を輩出してきましたから、その分、吉田照哉氏が不足に思う部分かもしれませんね」(同 ライター)
やはり、サンデーサイレンスはその万能な仔を出していくことにおいて「神」であり、その仔であるディープインパクトは、まだまだその領域には及ばないということなのだろう。完璧と思えるディープインパクトも、まだまだ種牡馬として為し得ていない領域があるのだから、逆にサンデーサイレンスの凄さがわかる。
亡くなった年齢が16歳と案外短命だったサンデーサイレンス。今年同じ年齢になるディープインパクトは、残りの馬生でダートや短距離も走る馬を輩出することができるだろか。
PICK UP
Ranking
23:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
ミスターシービー、ウオッカ、ヒシマサルの意外な共通点…馬名の由来は興味深いエピソードの宝庫【競馬クロニクル 第47回】
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?- JRA横山典弘騎手「史上最悪のポツン」が日本の頂点に!? 断トツ最下位で「ダービーの冒涜」大批判を集めた馬がレイデオロと並ぶ
- 武豊が「告白」宝塚記念(G1)キタサンブラック大敗劇で「最大の敗因」とされるサトノクラウンの”荒技”の影響……凱旋門賞消滅への思いと「雪辱の秋」へ<2>
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
















