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【プロキオンS(G3)展望】武豊マテラスカイがキングズガード連覇を阻む? 充実目立つ4歳馬が古豪に挑む!

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 8日(日)中京競馬場のメインレースではプロキオンS(G3)が開催される。この時期の中央競馬ではダートの短距離重賞の少なさから、今年も豪華な顔ぶれとなりそう。ここでの結果は秋の交流重賞などへ向けての大事な試金石となる。

 今年も有力は、昨年の覇者であるキングズガード(牡7、栗東・寺島厩舎)とみて間違いないだろう。昨年のプロキオンS(G3)を勝利し重賞初制覇を達成、一昨年も3着になるなど中京競馬場のダート1400m戦は得意の条件。連覇の可能性は非常に高いと言えそうだ。近走はかきつばた記念(G3)、黒船賞(G3)といった交流重賞で連続2着になるなど、勝ち切れないものの安定した成績。ここでも上位争いに加わってくるだろう。後方待機から末脚に賭ける戦法のためにレース展開の影響を大きく受けることになりがちだが、直線の長い中京競馬場なら差し切り勝ちは十分可能なはず。昨年はここからマイルCS南部杯(G1)へ進んで3着と、あと一歩でG1でも通用する実力があるところは見せた。今年も秋の大舞台へ向けていい形で臨むため、しっかりと結果を残しておかなければならないレースとなる。

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 連覇を目指すキングズガードをかきつばた記念(G3)で負かしているサクセスエナジー(牡4、栗東・北出厩舎)は今後も楽しみな1頭。昨年末から3連勝を達成するなど急激に力を着けてきた4歳馬。昇級初戦のコーラルS(OP)こそ6着に敗れてしまったが、前走のさきたま杯(G2)、2走前のかきつばた記念(G3)を勝利しているようにその力は本物と言えそうだ。また、今回騎乗予定の松山騎手が騎乗したレースでは4戦4勝と圧倒的な成績を残しており、中央重賞制覇へ向けての期待は大いに高まっている。トップハンデとなる斤量58㎏での出走は今回が初めて。簡単なレースにはならないだろうが、ここでも結果を残すことができればこれからの展望が一気に開けるだけに、どのようなレースを見せてくれるか楽しみだ。

 重賞未勝利ながら3月にはドバイ遠征を経験しているマテラスカイ(牡4、栗東・森厩舎)も有力候補となるはずだ。武豊騎手とのコンビで頌春賞(1000万下)に出走すると、好スタートを決め手先頭に立ち、そのまま逃げきるスピード能力を披露。昇級初戦で相手関係が強化された橿原S(1600万下)でも好スタートを決めた馬を楽にかわし先頭に立つと、直線では後続をさらに突き放し5馬身差で快勝、ドバイゴールデンシャヒーン(G1)でも積極的な競馬を見せて世界の一流馬を相手に5着と健闘した。降級し花のみちS(1600万下)への出走となった前走も、いつも通りの競馬で難なく勝利。海外挑戦の後には調子を落とす馬も多いが、その不安はこの馬には不要だったようだ。国内での初めてのダート重賞挑戦となる今回は1ハロンの距離延長を克服できるかがポイントとなりそう。この距離でも通用すれば今後の選択肢は更に広がるだろう。

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