真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.07.10 20:23

ファンディーナ引退……「皐月賞牝馬制覇」期待させた才媛の短すぎた春
編集部

10日、2017年のフラワーC(G3)を制するなどして、将来が嘱望されていたファンディーナ(牝4歳、栗東・高野友和厩舎)の引退が発表された。
デビュー3戦で2着馬につけた着差が約15馬身。圧倒的な走りでセンセーショナルを巻き起こし「怪物」と称されたファンディーナ。
フラワーC後は桜花賞へ向かわず、牝馬ながらも牡馬クラシック皐月賞(G1)に出走。レースでは1番人気に支持され、69年ぶりとなる牝馬の皐月賞馬の誕生が期待されるも結果は7着。
牡馬との戦いでダメージを負ったのか、ファンディーナはオークスや日本ダービーに出ることなく休養を選択。だが、秋はローズS(G2)で復帰するも6着に終わり、続く秋華賞では13着と大敗。さらに暮れにOPクラスのリゲルSに出走するも9着とかつての走りは失われてしまっていた。
さらにリゲルSは右腸骨を骨折したことも判明。全治は未定とされ、管理する高野調教師は「長くなると思います」と語っていたが、陣営は引退することを決断したようだ。今後は繁殖牝馬になる予定だという。
ファンに大いなる夢を抱かせてくれたファンディーナ。今後は母馬として、スケールの大きな夢を抱かせてくれる仔を輩出してくれると願いたい。
PICK UP
Ranking
11:30更新「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……