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武豊を潰した新人騎手「暴走」に物議!? 連続斜行でレースぶち壊し……未だデビューから1人だけ勝てない「焦り」か

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 レース後、メイショウラケーテが1番人気だっただけに、セイウンデルレイのハナ主張に対して「あまりにも強引過ぎる」「レースをぶち壊したな」「結果を捨てて、潰しに行っているとしか思えない」と憤りを感じていたファンも多かったようだ。

 だが、服部騎手にも「何とかしたい」という気持ちがあったのではないだろうか。

 というのもJRAからは今年、服部騎手を含む3名の騎手がデビューしたが、すでに山田敬士騎手、西村淳也騎手はそれぞれ4勝、5勝と順調に勝ち星を伸ばしている。その一方で、服部騎手は未だ未勝利だ。騎乗馬の兼ね合いもあるし、2着も4回と初勝利も時間の問題なのだろうが、デビューしたての19歳。相当な「焦り」を感じているはずだ。

「この日の服部騎手は2鞍に騎乗しましたが、ティーブラッサムもセイウンデルレイも同期の西村騎手で勝ち星を上げている馬。服部騎手には相当なプレッシャーがあったと思います。競馬の世界では特別珍しいことでもないですが、なんとか重圧に打ち勝ってほしいですね」(同)

 なお、この最終レースでは服部騎手の焦りを象徴するシーンがあった。

 前半でメイショウラケーテからハナを奪おうと脚を使ったセイウンデルレイだったが、強引な競馬が祟ったか、勝負所では脚が上がってフラフラの状態に……。服部騎手はそれを制御できずに、まずは4コーナーで外に膨らんで、勝った酒井学騎手とニホンピロタイドの進路をふさぐ斜行。軽い接触もあった。

 さらに最後の直線では、服部騎手の左ムチにヨレたセイウンデルレイが外側に斜行し、今度は松若風馬騎手とエイシンデジタルの進路を塞いでしまった。なお、本件に対してはJRAから戒告と過怠金3万円の処分が下っている。

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