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JRA新種牡馬キズナ産駒「大量購入」オーナーはやはりアノ人! 「次の夢」期待を込めるのも当然か

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 ノースヒルズ軍団の21頭に、昨年のセレクトセールで購入した4頭、今年のセレクションセールで購入した5頭を加えれば、キズナ産駒は全部で30頭になる。これは初年度種付け頭数269頭の10分の1を大きく超えている。30頭全部が競走馬になれるわけではないだろうが、人気種牡馬の10分の1以上の産駒を所有するというのは驚異的な数字だ。

 今年春の3歳クラシックでは、オルフェーヴルとロードカナロアの台頭により、ディープインパクトの名前がすっかりかすんでしまった。ワグネリアンの日本ダービー優勝と英2000ギニーのサクソンウォリアー、仏ダービーのスタディオブマンのおかげでなんとか面目は保ったものの、もはやディープインパクトの種牡馬ナンバーワン時代は終焉しているという声も無視できなくなっている。

 ところで、現在日本で供用されている種牡馬の内、それらの父として最も多いのは昨年までサンデーサイレンスだったが、今年からディープインパクトがトップになった(20頭)。ディープ産駒の種牡馬は、オルフェーヴルやロードカナロアといった新興勢力に対抗し、なおかつディープインパクトを超える活躍馬を出せるのだろうか。

 ディープ産駒はこれからも続々と種牡馬入りしていくが、今のところ、キズナにはディープ産駒初の大物種牡馬としての期待がかかる。前田氏は、ディープ産駒の牡馬は活躍が3歳に集中する、G1を2つ勝ったのはサトノダイヤモンドだけなどといった弱点は十分に承知しているはず。来年デビューするノースヒルズ軍団のキズナ産駒に、今から期待しておこう。

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