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2018.07.24 15:00
サトノダイヤモンド「秋ローテ」決定も不安……復活の見込みと空転の鞍上
編集部
宝塚記念(G1)6着後、休養に入っているサトノダイヤモンド(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)。同馬の秋初戦に、10月8日開催の京都大賞典(G2)が予定されていることがわかった。
このことを報じた「スポーツ報知」によれば、その後は11月25日のジャパンC(G1)を経て、年末の有馬記念(G1)へ向かう予定だという。
一時は現役最強の座すらも手中に収めようとしていたサトノダイヤモンド。だが大失敗に終わった昨秋の欧州遠征以後は、国内に復帰してから金鯱賞(G2)3着、大阪杯(G1)7着、宝塚記念(G1)6着と惨敗を続けている。
宝塚記念後には陣営から「今後はオーナーと相談して、馬の様子を見てから判断する」と、「このあとは休ませて」、「秋に向けて」など秋以降のレースを示唆する言葉が聞かれなかったため、今後を不安視する者もいた。しかし下半期のローテーションも発表。まだターフから去るには早いと判断されたのだろう。
今回、ローテーションは発表されたものの鞍上は明言されていない。これまでC.ルメール騎手が15戦中14戦とそのほとんどの手綱を握っていた。これまで通りの彼が騎乗することもあるだろう。だが、引く手あまたの名騎手が1年以上も勝ち星から見放されているサトノダイヤモンドの鞍上を選択する可能性は低いと見る向きも。鞍上の行方にも注目が集まる。
多くのファンから復活を待望されつつも、長きにわたるスランプからの復活を果たせないでいるサトノダイヤモンド。下半期こそはキタサンブラックらと台頭に渡り合っていたその走りを見せてもらいたいものなのだが……。
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