真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.08.12 15:20
【札幌記念(G2)展望】真夏の祭典に「G1昇格」秒読みの超豪華メンバー集結!! 昨年20万馬券の大波乱も……
編集部
重賞勝ちこそないが、マイスタイル(牡4歳、栗東・昆貢厩舎)の連勝の勢いは侮れない。
昨年の弥生賞(G2)で2着するなど、3歳春から高い素質を示していたマイスタイル。古馬になった今年は復帰直後こそ人気を裏切る格好になったが、北海道に転戦して函館で連勝。確かな洋芝適性を示している。前に行きたい馬が揃った感があるが、鍵を握るのはこの馬か。鞍上は主戦の田中勝春騎手だ。
同じく、展開の鍵となりそうなクロコスミア(牝5歳、栗東・西浦勝一厩舎)もノーマークにするには危険な存在だ。
3歳秋まで重賞の壁に跳ね返される一介の条件馬だったが、逃げに転身したローズS(G2)でオークス馬のシンハライトとハナ差の接戦を演じて一躍脚光を浴びたクロコスミア。その後も逃げを身上に昨年のエリザベス女王杯ではクビ差の2着と、G1制覇にあと一歩まで迫った。
通算5勝の内、3勝を北海道で上げている洋芝巧者。特に昨年のオールスターJ第2戦(1600万下)では、今回と同じ札幌の芝2000mで3馬身差の圧勝と、抜群の適性を示している。あの走りを再現できれば、ここでも好勝負は可能だ。
他にも青葉賞(G2)を勝った3歳馬のゴーフォザサミット、前走の巴賞(OP)2着と洋芝が合いそうなアストラエンブレム、5月の新潟大賞典(G3)を勝つなど堅実さが増してきたスズカデヴィアス、現役屈指の逃げ馬マルターズアポジー、実績十分のサウンズオブアースなど伏兵陣も多士済々。
例年以上の豪華メンバーとなった、今年の札幌記念を制すのはどの馬か――。大注目の真夏の祭典は、19日(日)の15時45分に発走予定だ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!