真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.08.12 11:45
JRA秋華賞にリリーノーブル間に合わず? 繁殖としての期待も大きいだけに……
編集部
しかし、リリーノーブル陣営はオークスに向けて白旗を上げることはなかった。チューリップ賞(G2)ではラッキーライラックと0.4秒差、桜花賞ではラッキーライラックと0.1秒差。着実に差を詰めている。陣営は、アーモンドアイはともかくラッキーライラックとの逆転を賭けて驚異的なタイムを出した本追い切りを敢行。
オークスの川田騎手リリーノーブルは、これまでは前にラッキーライラックを見ての競馬だったが、ポンと飛び出して果敢にラッキーライラックより前の位置を選択。結果は、道中3番手を進み直線で先頭に立ったもののアーモンドアイの末脚に屈した。2着だったとはいえ、ついに3着ラッキーライラックに0.3秒差をつけての逆転に成功。
オークスでのリリーノーブルの走りは、マスコミからもファンからも大いに称賛された。一方、オークスの本追い切りとレースでの激走が骨折につながったとも言われた。今回の脚部不安もそれを引きずっている可能性もある。
リリーノーブルはサンデーサイレンスの血が入っていない種牡馬ルーラーシップ産駒としても注目される。ルーラーシップは初年度産駒から菊花賞(G1)を制したキセキを出し、今後の競馬界に大きな影響をもたらすと目されているからだ。キセキと同世代ではダンビュライトがアメリカジョッキーC(G2)を勝ち、リリーノーブルと同世代ではテトラドラクマがクイーンC(G3)を勝っている。
リリーノーブルは今後競走馬として、あるいは繁殖牝馬として大きな期待がかかる牝馬だ。秋華賞に間に合う間に合わないは別にして、脚元を万全にした上で次のレースを待ちたい。
PICK UP
Ranking
5:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
JRA種牡馬フィエールマン「二軍スタート」の冷遇に疑問の声……実績はコントレイルに次ぐNo.2も問われる「3000m級」G1の価値- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 【ホープフルS】“クロワデュノールなんて目じゃない!”今年最後のG1!冬の中山で走る穴馬の法則、名門調教師絶賛の穴馬!
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRAノーザンファーム時代終焉へ「16億円」大勝負の“答え”が今週末に!? 「33億円の悲劇」から26年……日高関係者の“命運”を背負った良血がついにデビュー!
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!














