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JRA「一族悲願のG1制覇へ向かう!」 良血馬カウディーリョ 新馬勝ち

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 母ディアデラノビアの産駒は、今回のカウディーリョの新馬勝ちを含め、8頭中6頭が新馬勝ちするという脅威の成績。子出しのいい母には本当に恐れ入る。

 同馬は、母も所属していた一口馬主クラブのキャロットクラブで、7,000万円で募集されたキングカメハメハ産駒。中央7勝のディアデルレイ、重賞3勝、エリザベス女王杯3着のディアデラマドレの全弟にあたる。これだけの活躍馬を出す母親だけあって、同クラブでは毎年のように母の産駒への申込みが殺到している。

 さて、今回の新馬戦勝ちで「今回はレースを経験させることで今後に繋げていくという目的でしたが、人馬の頑張りもあって、勝利する事ができました。先々更に良くなってくる馬ですので、より良い方へ導いていきたいと思います」と堀宣行調教師もご満悦のようだ。過去、母の産駒はそうそうたる調教師に預託されているのだが、キンシャサノキセキ、リアルインパクト、ドゥラメンテ、モーリスなど超一流馬を育て上げた堀師に、同クラブが、キングカメハメハ産駒の牡であるカウディーリョを預託した意味を察するべきかもしれない。

 母が、兄が、姉が、あと少しで届かなかった悲願のG1制覇を叶えるのは、カウディーリョかもしれない。今後の一戦一戦が見逃せない、注目の一頭だ。

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