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JRA「好走の血」エアアンセムで一攫千金!? オールカマーは「無難に走れる」ベテランで勝負?

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 9月23日、中山競馬場でオールカマー(G2、芝2200メートル)が開催される。函館記念(G3、芝2000メートル)で重賞を初制覇したエアアンセム(牡7歳、栗東・吉村圭司厩舎)が登録。エアアンセムがオールカマーでどんなレースができるのか、その可能性を探ってみる。

 これまで27戦使われて【5・4・5・13】という成績。勝率18.5%、連対率33.3%、複勝率51.8%はなかなか優秀だ。ほとんどのレースで先行し、着外に沈むことは少ない。ただし、2015年の6月に1000万下の京橋特別(芝2000メートル)を勝って以来、約2年半にわたって1600万下条件での好走が続いた。つまり、準オープンを長きにわたり勝ち切れなかった。

 今年の緒戦だった3月のスピカS(芝1800メートル)を勝って、ようやくオープン入り。すると、次走の都大路S(オープン、芝1800メートル)で昇級緒戦ながらいきなり2着。続いてのエプソムC(G3、1800メートル)は3歳時以来の重賞参戦だったが5着と健闘。そして、函館記念で勝利する。

 準オープンで長く足踏みしていた馬が、オープン入りするや3戦目で重賞制覇してしまったのだ。「7歳にして本格化」「遅咲きの素質開花」と形容してもいいだろう。函館記念のレースを振り返ってみる。

 カレンラストショーが逃げて、2~3番手がマイネルハニーとクラウンディバイダ。藤岡佑介騎手が騎乗するエアアンセムはその直後の4~5番手で内々を回る。1000メートル通過が1分0秒3と、函館競馬場としてはそこそこ流れた。3~4角で他馬の騎手の手が激しく動く中、藤岡騎手がエアアンセム軽く促して少し外に出すと、瞬時に反応して進出開始。直線半ばで先頭に立ち、サクラアンプルールの追撃を1/2馬身差しのいだ。

 藤岡騎手の手綱さばきも巧みだったが、エアアンセムの素早い反応も見事だった。エアアンセムの武器は素軽い先行力。それなりに流れるレースを先行して早めに抜け出したい。したがってペースがスローやハイになった結果、極端な瞬発力勝負になってしまうと脆さが出る。オールカマーでは藤岡佑介騎手はガンコに乗り、エアアンセムには田辺騎手が乗る予定。田辺騎手ならばエアアンセムの先行力を存分に引き出してくれるはず。

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