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2018.09.18 12:05
JRAディープ産サクソンウォリアー突然の引退……愛CS2着後、種牡馬としての未来も有望
編集部

今年の英2000ギニーを制したサクソンウォリアー(牡3歳、愛・A.オブライエン厩舎)が引退を発表した。
15日にレパーズタウン競馬場で行われた愛チャンピオンS(G1・芝2000m)に出走したサクソンウォリアー。7頭立てで行われたレースでサクソンウォリアーは好位につけていたが、最後の直線で後方から足を伸ばしたロアリングライオンにゴール前で交われて2着。わずかクビ差で敗れていた。
負けはしたものの惜しい競馬だったため今後に期待が持たれた。だが、レース後に左前屈腱炎を発症していたことが発覚。無念の引退となった。
「日本産馬として初の欧州クラシックウイナーとなったサクソンウォリアーは父、ディープインパクト。母はアイルランドのモイグレアスタッドS(G1)などを制したメイビー、母父はガリレオです。
デビューからマイル戦を4連勝。その後、2000m~2400mのG1競走に挑戦していましたが、距離の壁に阻まれて、勝利するまでには至っていませんでした。それでも芝2000mでは2戦して2着が2回。光明も見えていただけに、今回の引退は惜しまれますね」(競馬記者)
今後は未定とされているが、欧州での種牡馬入りも見込まれているという。
「母父が欧州で多くの産駒が活躍しているガリレオですので、つけられる牝馬は限られるでしょう。ですが、サクソンウォリアーを筆頭に仏ダービー制覇したスタディオブマンなど、ディープインパクト産駒は欧州でも注目されつつあります。そのため、ディープインパクトの血を持つサクソンウォリアーをつけてみたいという馬主も一定数いるはずです」(競馬誌ライター)
サクソンウォリアーの引退は無念だが、今後種牡馬入りすればディープインパクトの孫たちが欧州競馬を席巻する日が来るかもしれない。
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