GJ > 競馬ニュース > サクソンウォリアー引退
NEW

JRAディープ産サクソンウォリアー突然の引退……愛CS2着後、種牡馬としての未来も有望

JRAディープ産サクソンウォリアー突然の引退......愛CS2着後、種牡馬としての未来も有望の画像1

 今年の英2000ギニーを制したサクソンウォリアー(牡3歳、愛・A.オブライエン厩舎)が引退を発表した。

 15日にレパーズタウン競馬場で行われた愛チャンピオンS(G1・芝2000m)に出走したサクソンウォリアー。7頭立てで行われたレースでサクソンウォリアーは好位につけていたが、最後の直線で後方から足を伸ばしたロアリングライオンにゴール前で交われて2着。わずかクビ差で敗れていた。

 負けはしたものの惜しい競馬だったため今後に期待が持たれた。だが、レース後に左前屈腱炎を発症していたことが発覚。無念の引退となった。

「日本産馬として初の欧州クラシックウイナーとなったサクソンウォリアーは父、ディープインパクト。母はアイルランドのモイグレアスタッドS(G1)などを制したメイビー、母父はガリレオです。

 デビューからマイル戦を4連勝。その後、2000m~2400mのG1競走に挑戦していましたが、距離の壁に阻まれて、勝利するまでには至っていませんでした。それでも芝2000mでは2戦して2着が2回。光明も見えていただけに、今回の引退は惜しまれますね」(競馬記者)

 今後は未定とされているが、欧州での種牡馬入りも見込まれているという。

「母父が欧州で多くの産駒が活躍しているガリレオですので、つけられる牝馬は限られるでしょう。ですが、サクソンウォリアーを筆頭に仏ダービー制覇したスタディオブマンなど、ディープインパクト産駒は欧州でも注目されつつあります。そのため、ディープインパクトの血を持つサクソンウォリアーをつけてみたいという馬主も一定数いるはずです」(競馬誌ライター)

 サクソンウォリアーの引退は無念だが、今後種牡馬入りすればディープインパクトの孫たちが欧州競馬を席巻する日が来るかもしれない。

JRAディープ産サクソンウォリアー突然の引退……愛CS2着後、種牡馬としての未来も有望のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  5. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  6. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  7. 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!