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2018.09.28 23:15
JRA栗東「思惑」多数入手……武豊「鞍上巡る動き」や四位洋文「最後」説……スプリンターズS(G1)の裏側
編集部
ラインスピリット(牡7歳、栗東・松永昌博厩舎)も鞍上が注目を集めた一頭だ。
森一馬騎手と長らくタッグを組み、今年は重賞のスプリント戦でも掲示板に載るなどして活躍。ラインスピリットは、秋の重賞戦線で一撃が期待される存在だった。ところが秋の大一番を目の前に、森騎手から武豊騎手に乗り替わりが発表された。
「当初、武豊騎手はダイアナヘイローでスプリンターズSに出走予定でしたが、同馬は前走後に鼻出血。これが原因で出走制限がかかってしまいました。その話を聞いたラインスピリットのオーナーが武豊騎手に依頼を出して、新コンビが結成されることになったんです」(栗東担当記者B)
武豊騎手はG1競走に参加することに重きを置いているといわれる。そのため、ラインスピリット陣営からの話は渡りに船だっただろう。
「ですが、ダイアナヘイローが出走できないと知ったあと、武豊騎手はすぐさまラブカンプーの陣営に自ら営業をかけたという話もあります。これは主戦のM.デムーロ騎手が、スプリンターズSではレッドファルクスに騎乗することが決まっていたからです。しかし、陣営は『デムーロ騎手が駄目なら和田竜二騎手』と決めていたようで、これは叶いませんでした。
その後、武豊騎手の元にラインスピリット陣営から話がきたので了承。ところが、今度はデムーロ騎手が騎乗停止でレッドファルクスの鞍上も空くことになりました。それを知った時に、『もうちょっと待てば良かったかな!?』と苦笑したとも言われています」(前出・同)
乗鞍を巡り、思惑が二転三転した武豊騎手。秋初戦で結果を残すことができるか。
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