毎日王冠(G2)「モレイラで善戦ウーマン卒業?」アエロリットに人気集中? 気性が意外と……
10月7日、秋の東京競馬開幕週、伝統のG2戦、毎日王冠(芝1800メートル)が開催される。メンバーの中で実績はナンバーワン、しかも鞍上はJ.モレイラ騎手のアエロリット(牝4歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)が1番人気になるだろう。素直に信頼していいのかを探ってみたい。
この毎日王冠、G1馬は3頭いる。アエロリット、キセキ(牡4歳)、ケイアイノーテック(牡3歳)だ。キセキは菊花賞優勝後3戦凡走続きで、体調面と距離に疑問がある。ケイアイノーテックはNHKマイルCの優勝馬だが4番人気のやや伏兵。春の3歳クラシックの最前線で戦ってきた馬でもない。能力的に未知数の部分も多く、ここでは好走もあるだろうが全幅の信頼は置きにくい。
アエロリットは昨年のNHKマイルCの優勝馬であり、その後も秋華賞(G1、芝2000メートル)の7着以外は崩れていない。しかも前走の安田記念(G1、芝1600メートル)では男馬相手に際どい2着だった。東京実績は【2・2・0・1】と文句はない。1800メートル戦は【1・1・0・0】でこれまた問題はない。アエロリットの実績は、ここで相手となるG1馬や他のライバルよりも抜けている。
最終追い切りは美浦・坂路で4F50.5-1F12.1という好時計。4Fタイムもラスト1Fも3日(水)における一番時計だった。休み明けも【1・3・0・2】と苦にするタイプではない。アエロリットの全戦績は【3・5・0・3】と3度の着外がある。ただし、実は稍重から重での成績が【0・0・0・3】。つまり、良馬場では連を外したことはない。7日、東京が良馬場であればアエロリットは信頼できる連軸と言える。
アエロリットはほとんどのレースにおいて直線で早めに先頭に抜け出してくる。その分、後ろから差してくる馬に屈してしまうこともある。5度の2着は3度の1着よりも回数的に上回っている。勝負弱さもあると言える同馬だが、モレイラ騎手がそれを補って完璧な勝利に導いてくれそうでもある。
ただし、アエロリットとモレイラ騎手のコンビには一抹の不安もあるかもしれない。デビュー以来横山典弘はアエロリットを馬込みに入れずに外目を先行させてきた。NHKマイルCの勝利がその典型だ。
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